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WEEKLY REPORT 第844号 No.3 2011年7月25日
こころの中を見つめよう 博愛を広げるために Reach Within to Embrace Humanity

前例会の記録 本日のプログラム 次例会の予定
○7月11日(月) 第843回
○ソング:我等の生業
○行事:ガバナー補佐訪問
(担当 会長・幹事)
○7月25日(月) 第844回
○ソング:それでこそロータリー
○行事:卓話 特別代表
(担当 会長・幹事)
○8月1日(月) 第845回
○ソング:君が代・奉仕の理想
○行事:20周年記念行事にむけて(1)
(担当 20周年実行委員会)

会長挨拶 (柳原英三会長)
 皆さん、梅雨明けの暑い中、例会出席ありがとうございます。今日は末武ガバナー補佐様、ご多忙のところエトスにおいでいただきまして誠にありがとうございます。来週18日は、海の日で休会ですが、25日には松原特別代表に来ていただけますので、今から楽しみにしております。また、その時、岐阜東南クラブの今年度、会長・幹事様も来ていただけるとのことでした。先週金曜日、岐阜東南クラブを尾藤幹事といっしょに訪問させていただきました。さすが歴史のあるクラブで、見習わせていただくところがたくさんありました。
 今日は、例会後、クラブ協議会がありますので、よろしくお願いします。
来客紹介 出席報告
岐阜B分区ガバナー補佐 末武憲a様
(岐阜東南ロータリークラブ)
本日のホームクラブ
11/18 (61.11%)
先々週の補正出席率
14/18 (77.77%)
ニコボックス投函発表 (ニコボックス担当)
◎岐阜B分区ガバナー補佐 末武憲a様(岐阜東南ロータリークラブ)
 本日は、ガバナー補佐として訪問させていただきました。とてもドキドキしていますが、よろしくお願いします。
◎柳原英三会長 尾藤英邦幹事
 末武憲aガバナー補佐様、本日は当クラブへおいでいただきましてありがとうございます。
◎広江武典君
 皆さんに見ていただこうと、私の発案で尾藤英邦さんと一緒に褒章の記と褒章を持って来ました。ちなみに黄綬褒章は英語では、「The Medal with Yellow Ribbon」といいます。
◎篠田伸実君
 お久しぶりです。広江さん、尾藤さん、おめでとうございます。
◎杉江正光君
 末武憲aガバナー補佐、ようこそエトスへ来て下さいました。ありがとうございます。今年1年ガンバッテ下さい。
◎見田村勝信君
 7月4日に初孫が生まれました。男の子でした。これからはジジです。
末武憲aガバナー補佐(写真中央) 尾藤英邦会員と広江武典会員
ガバナー補佐訪問 (担当 会長・幹事)
末武憲aガバナー補佐
2011〜2012年度 岐阜B分区ガバナー補佐 末武憲a様
 皆さん、こんにちは。本日は、第2630地区岐阜B分区ガバナー補佐として訪問させていただきました。よろしくお願いいたします。
 2011〜2012年度RIのテーマを「こころの中を見つめよう 博愛を広げるために」と、カルヤン・バネルジーRI会長は掲げられました。このテーマについて私なりに、少し解説をさせていただきます。まず、テーマの内容について、RI会長からも、当地区のガバナーからも特別にレクチャーなどを受けたわけでもありませんので、以下は私の個人的見解だということにして聞いていただきたいと思います。
 RI会長は語っています。「全世界で平和について語る前に、まず自分から始め、その後で外に目を向ける必要があります。以下・・・・」 よく正義は人の数だけあると申しますが、「こころの中を見つめよう 博愛を広げるために」も解釈としては、その数だけあるように思われます。各クラブでは、色々な奉仕活動を行なっているわけですが、会歴も違い、世代も違い、皆が同じように理解し一緒の考えになるというようなことはないかもしれません。しかしながら、奉仕活動を行い、継続する中で各種の矛盾や、他社との物差しの違いに葛藤しながらも心の中を見つめ、前向きに進み継続することにより、結果として色々な気付きがあり、RI会長のテーマが実感できるのかもしれないと思っています。そして、強調事項の第一の「家族」と、第二の「継続」につながっていくと思っております。
 そして第三の「変化」です。RI会長は、「理想を掲げ、その実現を望むなら自分自身が変化の担い手とならなければなりません。それには、まず自分の中にこそ変化を起すことの必要性を認識しなければならないのです。」とおっしゃっています。私は目を通してまず、「おお!そこまで言われるのか」と正直思いました。と申しますのは、今までのロータリー活動は、毎年前年度とほぼ同じような計画を立てながら行なっていたからです。
 RIで一番わかりやすく理想に向って掲げているのが、ロータリー財団が行なっているポリオ撲滅活動だと思っております。ポリオ以外にも人道的、教育的、文化交流とプログラムは色々あり、それぞれに素晴らしい活動を行なっております。そして、これらを達成していこうとするとやはり資金の寄付を募ることとなります。その方法として「毎年あなたも100ドルを」というような言い方で働き掛けていますが、ロータリー財団の資料によれば、各クラブの集計には当然差が出てきますし、情報によればクラブで0ドルのところもあると聞いています。私はその事情はよく知りませんが、何か見解の相違があるのかなと思っています。そこで、このようなことが起きている所には、前向きの変化を期待したいと思っています。突き詰めていけば、個人個人の考えが結果としてクラブの形として、表れるのですから、こうした現象が表面化した時には、「こころの中を見つめよう 博愛を広げるために」のテーマを思い出し、できればそこで変化を期待したいと思っています。
 私個人のことで恐縮ですが、私が入会して間もなく、ロータリーの内容も分からず、規律だけ付き付けられているように感じ、ネガティヴになっていた頃、同期4名でよく飲み会で集まると、私が一番不平不満をこぼしていた時代がありました。その後、交換学生の受け入れを始め米山奨学生の活動、ポリオ撲滅の活動について知った時には、国際的な活動に自分も微力ながら貢献していることに大きな魅力を感じました。こうした活動は、やりたくても個人では到底できないことだと思い、先ほど申し上げましたように18年間続けられたことに、当たり前のことで、褒めてくれる人もいませんが、自分では充実を感じております。これは、ガバナー補佐となって皆様の前でお話しするための建前ではなく、本当に正直な気持ちです。ロータリーという組織の活動を通して、私の心の中に少なからず、変化をもたらしたのだと思っています。
 次に、第2630地区石井ガバナーのテーマ強調事項地区活動方針について、私の認識を述べさせていただきます。強調事項第一に「家族」を掲げられております。すべては家族から始まる。世界に平和をもたらすためには、家庭と家族が幸せであることが始まりであると述べられています。私は正直なところ、理想はその通りで言葉では簡単に言えるけれど、十分理解するのはなかなか難しいことです。しかしながら、家族とのコミュニケーションは、家庭、職場、クラブ、いずれの場合も人間関係を円滑にする大切な基本です。努力に値する重要なことだと考えております。そして、第二は「継続」、第三は「変化」となります。
 次に、2011〜2012年地区目標として三つの目標が掲げられております。第一に会員増強と維持。第二に青少年育成の強化。第三にロータリー財団への更なる支援です。第一の会員増強と維持では、特に会長賞として女性会員を増加することと若年層の会員(45歳以下)を増やすこととなっています。この方針は毎年ほぼ同じなので、どこのクラブも取り組んでおられることと思いますが、日本では、12〜13年前をピークに会員数は落ち込んでいるのが現状だと思います。理由はいくつかあるとは思います。これからの若い人たちが、ロータリーに入会しやすい方向にもっていくのか、現在の状況のロータリーに若い人たちが入会してから馴染んでもらうのか、議論も分かれるところだと思われますが、そのヒントとなるような資料がありましたので、私流にアレンジして紹介させていただきます。
 これは2010年国際協議会において、全世界のガバナーを前に、人口構成の推移、若者文化、世代の移行といった分野の研究を専門にされているマイケル・マクイーン氏の「継続は力なり」と題した講演で、1980年生まれ前後を対象に約8万人を3年間にわたり調査研究をされた結果です。まだこの年代の人は、ロータリーへの入会は少し時期が早いかとは思いますが、私のクラブでは今年29歳の会員が入会しました。これからは少しずつ、私などが普段あまりお話をする機会の少ない年代の人たちとも毎週お会いし、一緒に活動をする機会も増えるのではないかと思います。その人たちの特徴がまとめれらております。この世代の人たちは同世代の人としか交流がないのが一つの特徴です。二つ目に肯定的に認められると意欲が高まり大きな威力を発揮します。要するに褒めてあげることが大切なわけです。第三はプロセスではなく成果に注目するという結果が出ています。ですから、物事の指示を受けた時、「なぜそのやり方なのか?」「なぜ、それをやるのか?」と質問がでるそうです。これは、決して反抗しているわけではありません。自分が行なうことの目的と結果を認識して、方法と行動は自分で見つけるという手法なのです。この世代は、新鮮な目と新しい視点を持ち、テクノロジーと時代のニーズをよく理解していますから、彼らのやることが全体としてどのように目的につながっているかを納得してもらうことが、これからの時代を創造していく上で、重要であることを納得しなければならないということになります。こうした若い、可能性のある人たちに対して、各クラブの受け入れ態勢の現状はどうでしょうか。例えば、規律を貫徹しようとするあまり、受け取る側にとっては疎外感を感じるような言動になっていないでしょうか。委員長の任を果たすときには、活動の趣旨がロータリーの目的に沿ったものであることを十分理解した上で指示しているでしょうか。新入会員や3年未満の会員のことをどれだけ関心を持って見守っているでしょうか。等々、継続を望むならば、こころの中を見つめて状況に即したクラブの運営に取り組まなければならない時期に来ているのかもしれません。
 ロータリーの友6月号に、2011年3月27日第33回RYLA(ロータリー青少年指導者プログラム)セミナーで元RI理事今井鎮雄氏も語っておられます。「未来を見つめる」ということは、「過去の問題の中から新しい時代への変化を読み取り、その読み取った未来に対して、どのような手立てが必要かということを必死に考えて勇気を持って、それを実行していくことです。あなた方若い人の生き方が大事なのです。」と、あります。この言葉をロータリークラブに置き換えますと、未来を見つめるということは、各クラブの過去の問題の中から新しい時代のニーズを読み取りその読み取った未来のクラブの姿を想像し、そのためにはどのような手立てが必要か、会員同士でよく話し合い、必死に考えて勇気を持ってそれを計画し、実行していくことが大事なのではないでしょうか。
2011-2012週報/年間行事予定
岐阜エトスロータリークラブ 2011〜2012年度
例会日 毎週月曜日 12:30〜13:30 (第一例会は月曜日19:00〜20:00)
例会場 岐阜グランドホテル TEL:058- 233-1111
〒502-8567 岐阜市長良648
事務局 〒500-8833 岐阜市神田町2丁目  岐阜商工会議所3F
TEL:058-264-9235  Email:info@ethos.jpn.org
会長/柳原英三  副会長/大野茂夫  幹事/尾藤英邦 会長エレクト/水野雄二
会報担当/見田村勝信・真鍋貞典・野々部良・水野雄二