WEEKLY REPORT | 第788号 No.29 2010年4月4日 |
ロータリーの未来はあなたの手の中に |
前例会の記録 | 本日のプログラム | 次例会の予定 |
○3月29日(月) 第787回 ○ソング:手に手つないで ○行事:会長エレクトセミナー報告 (担当:会長エレクト) |
○4月4日(日) 第788回 ○行事:観桜例会 (例会変更) (担当:出席・親睦委員会) |
○4月12日(月) 第789回 ○ソング:君が代・奉仕の理想 ○行事:卓話 (担当:ロータリー情報・選考委員会) |
会長挨拶 (竹島武彦会長) | |||||||||||||||||||
先週は休会で2週間ぶりの例会でございます。昨日はじゅうろくプラザにおきまして、元会員の大口さんが代表をされています「ゆうきの会」へ出席をしてまいりました。大野さんと広江さんもおみえでした。40〜50名が参加をされて、人工呼吸の実習等の講習を受けました。救急車が来るまでの間、何もしなければ亡くなってしまう確立は時間と比例して高くなってしまいます。1時半頃から4時半頃までやりました。大変有意義な講習でした。ただ、実際に救急の場面で同じようにできるかどうかは、少し心配でございました。 | |||||||||||||||||||
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お客様ご挨拶 | |||||||||||||||||||
◎仲谷隆博様 こんにちは。今日お招きいただきました仲谷と申します。父が仲谷住宅という会社をやっておりました。私は、ハウスメーカーに勤めており平成2年に会社を興しまして、名古屋で注文住宅を造る仕事をしておりました。5年前に父が大病を患ったこともありまして、ひとり息子でしたので、5年前に仲谷住宅に統合させていただきました。11月に80歳で父が他界しまして、その後を継いでやらせていただいております。ハウスメーカーさんから請けた仕事と自社で営業して住宅を造る注文住宅と両方やっております。その関係で高橋社長には屋根工事をしていただいております。ご縁がございましたら、またよろしくお願いいたします。ありがとうございました。 |
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ニコニコボックス投函発表 (担当 堀場弘一委員) | |||||||||||||||||||
◎高橋陽一君 仲谷さん、今日は無理を言ってすみませんでした。どうぞゆっくりくつろいでいって下さい。 ◎篠田伸実君 中島幹事、先日の宿泊の際には、大変お世話になり、ありがとうございました。 樋口さん、お帰りなさい。 ◎樋口徳室君 歓迎会ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。 |
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委員会報告 | |||||||||||||||||||
◎親睦委員会 高橋陽一委員長 4月4日日曜日、笠松の安田屋さんにおきまして、例会変更で観桜例会を行います。今のところ17名の出席申込をいただいております。改めてご案内申し上げます。 ◎幹事報告 中島幸宣幹事 ・本日の行事、会長エレクトセミナーの報告で予定しておりましたが、横山先生は、急遽お産があるということで本日欠席です。樋口会員に先日、アメリカでメーキャップされたお話等をしていただきますのでよろしくお願いします。 ・先般、岐阜B分区の幹事会がございました。来たる2014年、岐阜国体が開催されますが、県の国体推進室の方が2名おみえになりまして、今後、節目におきまして、ボランティアとして各ロータリーにご協力をいただきたいとのお申し出がございました。具体的にはその都度、事務局より連絡をさせていただきます。 ・国際ロータリー2630地区ガバナー岩本さんのお名前で、「ハイチ災害義援金お礼と報告」が届いております。2,801,236円が集まり、事務所からRI日本事務局へ送金いたします。ご賛同いただきご協力いただきましたロータリークラブの皆さんに厚く御礼申し上げ、報告とさせていただきます。 |
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卓話 | |||||||||||||||||||
こんにちは。急遽、会社の紹介と、先日のアメリカでのメーキャップの報告を仰せつかりましたので、準備不足ではございますが、よろしくお願いいたします。 まず、私どもの会社の説明をさせていただきます。私どもの会社は各務原市金属団地に本社がございます。ちょうど、真ん前はイオンがございます。 ご覧いただいていますのは、1ヶ月ほど前のデータですが、現在200数名で操業しております。事業内容は、金属プレスという加工を中心に、金属部品、鉄板から色々なものに加工しております。もう一つの工場が、各務原市前渡にございまして、ここはエアバッグの部品をプレスした後、切削、組み立てをする専用工場です。もう一つ、各務原市那加に工場がありまして、ここにありますような各種組み立て、樹脂成形、塗装などをやっております。それから、2007年8月にアメリカに「Higuchi Manufacturing America」という拠点をつくりました。自動車用シートベルト部品を製造して納めております。中国にも展開していこうということで、今、上海から2時間くらいのところで検討をしております。金属プレス部品としましては、こちらのように色々ありますが、プレスといいますとどちらかというと2次元的な形状が多いのですが、私どもは「コップのような形状」で立体的なものを得意としております。その加工を「深絞り」「絞り加工」と呼んでおります。ここにありますような、非常に深い座標、昨今の自動車の軽量化にともない、軽くする必要があります。軽くするために薄くします。薄くして今度は増して、そして強くしていくという流れです。そのため加工はし難いのですが、こういったものを得意としております。金型もすべて内製しております。それからプレスなどの製品を作るだけでなく、製品を作るための製造ラインも自分たちの生産技術力でもってラインを造っております。我々の規模の中小企業でそこまでやれる生産技術力を持ったところは少ないと思います。自動車の安全装置の関連部品としてエアバッグ、ショックアブソ−バ、ショックアブソーバはサスペンションですね。シートベルト、シートベルトセンサー。自動車、オートバイの金属部分が99パーセントでございます。ちょうどこれが車の下から見た写真ですが、ここのバネを受けている鉄板の部分ですとか、ブレーキホースなどを車体へ取り付けるためのブラケットなどをショックアブソーバ関連ではやらせていただいております。シートベルトの関連では、車体へシートベルトを取り付けるための金具がございまして、ここのドアの内装を開けてみますと、このような形でシートベルトが内装されています。このベルトを車体へ取り付けるそのフレーム側の部分、これが鉄板でできていますが、この部品、鉄板をプレスして、組み立てて、塗装までしてお客さんに納めています。シートベルトでいいますと今度はメス側のほうですが、これは皆さん、よくご覧になる部分だと思いますが、このメス側の部分を車体に取り付ける、もしくはシートに取り付けるためのブラケット類。後部座席のベルトを取り付けるための部品を取り扱っています。エアバッグ関連は、私どもの主力製品ですが、ハンドルを開けますと、ここにエアバッグの心臓部であるインフレータという装置がついております。エアバッグといいますのは、「衝突しましたよ」という電気信号を受けて、中に火薬が詰まっているわけですが、その火薬に点火させてその爆風で風船を膨らませます。その部品、火薬を入れるケースを作っております。最近では、標準化ということで量は非常に増えております。昔はお鍋なども鉄板をしぼって作っていまして、今はやっていませんが、家庭雑貨として自社ブランドとして、このような壁掛け収納用製品などを東急ハンズさん、Loftさん、千趣会さんなどに納めさせていただいております。99パーセントは自動車部品でございますので、そちらを主力としております。我々の置かれている業界ではどんどんグローバルに製品を納めるようになってきまして、特にこれだけこれだけ為替が円高になってきますと、日本でつくることはないというのが、各社共通の話であります。小さな部品まで現地で調達できないのかというのが、客先から要望としてありますので、どうやったらそれを取り組んでいけるかを考えています。韓国や台湾のなどの小さな国では、国外へ進出できるよう支援があるのですが、日本ではたくさんの中小企業があるにもかかわらず、そういう国策がありません。我々は独自の戦略・戦術で、生き残りをかけて、必死になってやっている最中でございます。その流れの一つとしてアメリカ・テキサス州に拠点を構えまして、そして中国へ、もう一拠点を予定しております。 3月24日に、アメリカ・テキサス州サンアントニオのロータリークラブを訪問してまいりました。毎週水曜日お昼12時から13時まで、例会が行われています。「ザ・ブライト・ショール」というのは、コミュニティセンターの名前です。テキサス州は地図で見ますと、一番南部に位置します。ヒューストンから車で3時間くらいです。これがメキシコとの国境でこちらがメキシコ湾です。車で2時間くらいでメキシコに入ってしまいます。人口は約200万人で、意外に大きいといいますか、全米で7番目の人口の都市です。更に今、人口が急増中ということで、ほとんどに人がヒスパニック、メキシコからどんどん移住してきて、ずい分と人口が増えてきました。2002〜3年では120〜130万人でしたので、ずい分速いスピードで200万人に到達していると思いました。産業としては、軍事基地がありまして、そこはたくさん住んでいます。あとは衣料、観光も有名なところで、多くの人が訪れます。自動車産業としましては、2006年にトヨタ自動車さんが21社の部品サプライヤーを連れて「トヨタパーク」という、拠点を造りました。面積は各務原市の半分くらいでしょうか?「タンドラ」というピックアップ・トラックをつくっています。リーマンショック以降あまり稼動していないため苦しんでおられる場所でもあります。その他としまして、先ほど観光が有名と申し上げましたが、あまり歴史のないアメリカの中で、テキサス独立戦争で有名な「アラモの砦」というのがございます。私は映画は詳しくありませんが、ジョン・ウェンが主演した映画の舞台にもなったそうです。 アメリカ経済は最近はどうも・・・という話もあるのですが、これだけ広い国で、日本はこのカリフォルニア州にすっぽりはまってしまうくらいの面積です。それからしましても、アメリカがいかに大きいかということが分かると思います。そういう国ですから、日本で私たちがメディアを通じて聞いているニュースというのは、本当にごく一部です。偏った情報が入っているとも言えます。お話をいろいろ聞いてみますと、潜在失業率という言い方もするそうですが、クビにはしていないのですが、自宅待機しているとか、そういう人たちもたくさんいて、そいう人たちを全部含めると、北部の方では20パーセントを超えた失業率であると、いわれております。それに対して、テキサス州は、リーマンショック以降、比較的早く立ち直ったところで有名です。なぜかと申しますと、オイル産業ですね。石油とかエネルギー産業が非常に強いことと、人口が先ほど申し上げましたように、サンアントニオを中心としまして、どんどん増えている州です。テキサスでは8パーセントを切る失業率です。同じ国でもそれくらいの格差があります。メインにしている産業によっても全然違うということでした。 今回おじゃましましたサンアントニオ・ロータリークラブさんのほとんどの会員の方も、どちらかというと不況とは無縁のようで、皆さん元気いっぱいで活動されているというのが、まだまだ新米の私でも感じられました。デービット・ニコルソンさん、この人が不動産業の社長さんで、クラブの会長さんです。ここにありますが、会員数は年度末510名です。世界最大と言っておられました。2年くらい前には700名を超えていたそうです。「U40(アンダー・フォーティ)」というメンバーを独自に抱えておられて、40歳以下の次のロータリアンの予備軍として30〜40名のメンバーに会社経営のことや奉仕の心の考え方を随時教育をしているそうで、これもロータリークラブとしての大きな活動だとのことです。委員会数も33あるとのことで、とにかく大きなクラブでした。「あなたのところはどうですか?」と聞かれましたので、私は「本当にありがたいメンバーに囲まれて全員に名前を覚えていただける形で参加させていただいております。」ということをお話させていただくことができました。出席は以前は「マスト」だったのを「マスト」ではなく「義務」だと、変えたそうです。そうしてから、非常にいい人が残って、本当のロータリー活動ができているということをニコルさんが言っておられました。「私どものクラブもそうです」という話をしたら、「それはいいことだね。岐阜エトスと、格式高い名前でとてもいいですね。」ということを言ってみえました。この写真に写っています女性の方が、私どものアメリカの会社の弁護士さんで、実はロータリアンだったことから、今回の訪問が実現しました。ゲストとして大変よくしていただきました。例会の流れは、会食があって、その後、15分くらいから会長さんの司会で、すべて会長さんが仕切られます。ゲストを紹介して、私も紹介されまして、バナーを交換させていただきましたので、後ほど会長さんにお渡ししたいと思います。その後、今日の主だった地方ニュースということで、テキサス州のニュースを10分間ほど、政治・経済・スポーツ・天気にわたって担当の方がずっと読み上げます。その間、皆さんは食事をしながらニュースを聞きます。最後の30分がゲストスピーカーの話で、毎回、外からゲストを招いてプレゼンテーションをしていただきます。ゲストスピーカーは原則として、地域社会の活性化を目的とする団体の活動をしている代表の方を招いて活動報告などのプレゼンテーションをされます。私がおじゃました時には、マジック・ランディという団体でした。子どもたちに対してニュースの読み方を教えたり、劇のやり方、歌の歌い方など芸術関係のことをプロたちが教える活動をしています。文化の楽しさを地方に伝える。もしくは、そういうことを教える仕事があるということを教えます。芸術に長けている人はテキサスをどんどん離れていってしまうということがあって、その人たちを呼び戻す活動をしている団体でした。日本と違うと思ったのは、こういう話の後に質問は「ありますか」と聞くと、日本では「シーン」とするのですが、アメリカでは質問が殺到します。そして、それを通じて寄付をされていました。最後に来週の予告として、サンアントニオの動物園で「どうしたらもっと子どもたちと近付けるかを意見交換させてください」という内容のプレゼンされるということでした。色々なやり方があるものだと思いました。私はまだロータリーに入って日が浅いものですから、色々なやり方があるのだということを勉強させていただきました。メーキャップを勧めていただいて、直接訪問させていただいたことによって新たなことを発見することができましたのでとてもよかったと思っております。 また引き続き今の仕事をしながら、ロータリーにかかわっていけるよう自分なりに活動を続けてまいりたいと思っております。ご指導をよろしくお願いいたします。 |
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2009-2010週報/年間行事予定 | |||||||||||||||||||
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