WEEKLY REPORT |
第688号 No.10 2007年10月1日
|
ロータリーは分かちあいの心 |
前例会の記録 | 本日のプログラム | 次例会の予定 |
○9月8日(土)第687回 ○ソング:君が代・奉仕の理想 ○行事:B分区ガバナー公式訪問 (岐阜都ホテル) (担当:会長・幹事) |
○10月1日(月)第688回 ○行事:観月例会 (夜間例会・岐阜グランドホテル) (担当:出席・親睦) |
○10月16日(火)第689回 ○行事:職場例会 (例会変更) (担当:職業奉仕) |
会長挨拶 (岐阜中山道ロータリークラブ 道家嗣典会長) | ||||||
ご存知の通り、私どもはB分区の末っ子でございまして、全てが初めての経験となりますので、本日の合同例会におきましても、行き届かない点や失礼等ございましたら、ロータリーの寛容をもって、末っ子の粗相をお許しいただきたいと思います。 さて、わがクラブがそんな大切な期を迎え、私が会長というお役を仰せつかるににあたり、一年を通じひとつの言葉を心に持とうと決めました。それは11年前に当時の初代会長、今のガバナー補佐の大野因子さんが、お話された「かきくけこ」という言葉です。「か」は、感謝すること。この年度に会長をさせていただけることに、素直に感謝し活動しようと思っております。「き」は興味を持つこと。今年もロータリーのいろいろなことに興味を持ち続けたいと思っております。「く」は工夫をすること。ロータリーの活動にもさまざまな工夫をしていきたいと思っております。「け」は健康であること。何よりも大切なことは、まず健康です。そして最後の「こ」は恋をすることです。恋といっても男女のことではなく、ロータリーにどっぷり恋をしようと思っております。そういう思いをもって、今年度は事にあたっております。 11月に予定しておりますI.M.につきましても、熱い情熱を持って鋭意準備を進めております。個人的にも、そのお人柄に心酔しております青森弘前R.Cの関場慶博先生をお迎えし、少し新しい形でのI.M.を提案させていただきます。皆様のご期待に沿うべく、精一杯務めさせていただくつもりでおります。ぜひたくさんの方の積極的なご参加をお待ち申し上げます。どうぞよろしくお願いします。それでは本日の合同例会を「ロータリーは分かちあいの心」で、B分区の皆様とともに、この一時間を分かちあいたいと思いますので、よろしくお願いします。これをもって、私のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 |
||||||
|
||||||
ニコボックス投函発表 (岐阜中山道ロータリークラブ 志知正博クラブ奉仕委員長) | ||||||
○国際ロータリー第2630地区ガバナー 田中稔子様 岐阜B分区の合同例会への出席を大きなよろこびと致します。 ○国際ロータリー第2630地区代表幹事 小笠原まき子様 本日はお世話になります。地区大会 11月17日、18日のご案内をさせて頂きます。よろしくお願いいたします。 |
||||||
地区代表幹事挨拶 小笠原まき子様 | ||||||
もう既に皆様のお手元に来ているかと思います、この地区大会のパンフレット。そしてもう申込書もお手元に届いていて、「どうしようかな」と考えてみえる方もおありかと思います。今日、皆様にぜひ、ご参加、ご登録いただけるように少しPRさせていただきたいと存じます。この度、女性初の日本初のガバナーということで、今年の地区大会についきましては、女性陣の活躍をぜひお見せしたいと思っております。今日も6名の女性ロータリアンがおみえです。大変心強いと思います。今年のテーマは「分かちあいの心」でございます。そして、地区のテーマは「平和、教育、文化」となっております。そのテーマに沿って地区では、それぞれクラブ活動をしていただいていると存じます。その集大成としまして、この地区大会におきまして、皆様と一緒に、「入りて学び、出でて奉仕せよ」という、ポール・ハリスのお言葉がありますように、勉強もしていただき、そして、2日目は大いに皆様と楽しみながら、文化の継承といったものを学びながら、楽しんでいただけたらと思いまして、地区大会実行委員長はじめ一同一生懸命取り組んでおります。ぜひぜひ、楽しみにしていただきたいと存じます。一つ、情報でございますが、「心に愛がなければ」この渡辺和子先生なんですが、ロータリーの友6月号、ここにおみえになられているロータリアンの皆様方はお読みいただいていると思います。ご記憶にあったら大変嬉しいのですが、そこに執筆されております教育のことについて、また、これから日本の未来を携える「Future
Rotarian」を育てるためにも、私たちの責任であると思います。一緒にこの講演をお聴きいただきたいと存じます。そして最後にすべての全体会議が終わりました後、記念イベントを催します。この記念イベントにつきましては、「平和を祈る」ということで、平和の歌を色々散りばめております。さあ、皆さんご存知でしょう。「愛しちゃったのよ」というマヒナスターズの歌ですけれど、ご記憶にあるかと思います。この田代美代子様は、平和について大変造詣が深く、今ユネスコのいろんな活動をしてみえます。それも含めて、楽しみながら、歌を歌いながら、聴きながらということでございます。友情出演の松宮しげこさんは、R.I.理事の研修リーダーをおやりになってます松宮理事の奥様で、プロのシャンソン歌手でございます。ぜひお楽しみ下さい。今日の会場も素晴らしいですが、桑名には、ホテル花水木という会場がございます。そちらのほうで全体会議、晩餐会、そしてこの記念イベントを開催させていただきます。多くのご登録をお待ち申し上げております。桑名へどうぞお越し下さい。ありがとうございました。 ◆IMのご案内 (伏屋広行I.M.実行委員長) 本年度のI.M.は、11月10日(10)に岐阜グランドホテルにて、朝10時よりの開催となります。今回は青森県の弘前市より、国際的にロータリー活動をされておられます関場慶博様をお迎えしての講演会と、各クラブ様よりの代表1名と先生とのディスカッションを会員全員の前で行なう、公開討論会とさせて頂きます。又、出席会員全員も参加して頂ける様、色々な工夫もさせていただくつもりです。岐阜B分区では初めての試みと思いますので、皆様のご理解とご協力の程よろしくお願い申し上げます。又、11月17日〜18日は地区大会とロータリーの行事が続きますが、何卒多くの登録をお願いいたします。 |
||||||
ガバナー公式訪問(7クラブ合同例会) | ||||||
第2630地区ガバナー 田中稔子様 今日は公式訪問の前に、会長さん、幹事さん、7クラブの方々との懇談会をさせていただきました。大変有意義なお話をお聞かせいただきました。私は今ガバナーという役目を負って公式訪問ということですが、80クラブの一番最後のクラブ、桑名北ロータリーから出ております。ですから、ロータリー歴は、たかが10年足らずというところなんですね。でも、この職をお預かりしました時に、「あ、これはもう本当に重大なことだな」と思いまして、まず勉強から始めました。普通の勉強では、やはりガバナーは務まらないと、今も本を手にしながら、スライドを見ながら、先輩がたのお話を伺いながら、感じております。そんな中で、公式訪問ということが、ある方々の中でしっかりとご理解していただけていないということが、今までの公式訪問の中で、感じておりますので、皆様にちょっと先にお話ししたいと思います。公式訪問の目的は、私がRI会長の代弁者となって、ガバナー補佐さん、各委員会委員長さんを通して、そして各クラブの会長さん、幹事さんへ。そして、会長さん、幹事さんがそのクラブでお一人お一人の会員の方々にしっかりと、R.I.会長の意向が、方針が、心が、伝わるようにしていただく大切な役目を負っております。もし、私がここで変なことを言いますと、どんどん変なふうに伝わってしまいますので、できるだけ正確に、そしてR.I.会長の心を汲み取りながら、お話させていただきたいと思います。これは、国際協議会で5日間、朝から晩までみっちり詰め込まれたきた知識ですが、今日はそれを全部というわけにはいきません。そして、その全部を言う必要もないわけです。と申しますのは、会長がおっしゃること、102年間続いたロータリー、この102年の間に様々なロータリーができました。様々な国々でできました。そして、ロータリーは単年制ですから、毎年会長が代っております。そんな中で、しっかりとした「ロータリーは何ぞや?」というところから始められました。ロータリーって何?って聞かれた時に皆さんは、ぱっとどう答えられるでしょう。色々あると思います。まず、私たちが、常に心の中に留めておいて活動に励まなくてはいけないのは、ロータリーはその根底を成しているのは、親睦の心。一人一人増えていく会員の中で親睦をしっかり図るということが、会の活性化にもなるわけです。会の親睦があって初めて様々な奉仕活動ができる、というこのロータリーの根幹をしっかり曲げないように。そしてその上に社会奉仕、地域へのニーズに目を向ける。そして活動する。職業奉仕の心、これは正に、ロータリーの根幹で親睦と共に必ずあるものです。そしてそれらを以って国際奉仕という、青少年育成等沢山大事なことがずっと続けられてきたわけです。102年も続けられてきて、毎年毎年、同じようなことをR.I.会長は、協議会で、ガバナーエレクトたちにイヤというほど話されます。私の時もそうでした。そして今、公式訪問でここへ来ておりますと、皆さん、もうしっかりと、それを掴んでいらっしゃって、それぞれの奉仕事業ということを着々と定着させていらっしゃる。素晴らしいことです。これは私達も見習わなくてはいけないな、と若いクラブから来た私などには、思えます。本当に自信を持って奉仕事業を地域のためにしている。素晴らしいことだと本当に敬意を表します。そして時には、今、会員減少、退会防止ということで、この2つのことは大変強い、強調事項の最たるものです。会員が、クラブが、クラブ奉仕において、しっかりと親睦を軸に一人一人の職業人、専門家、そしてその沢山ある職業の中から、推したり選ばれて会員となられたわけです。そして親睦を深めながら、職業奉仕をきちっと守ってやっていかなければならない。その部分で、時には、問題があるとすれば、会員が何故、減っていってしまうのだろうか。経済だけに理由を預けておいてよいのでしょうか。それから、健康だけに預けておいてよいのでしょうか。また、自然減少、会員の年齢が高年齢化していく。だから、若い世代をどんどん育成していかなければいけない。足らないから誰かを、という数だけの面ではない。しっかりとロータリーが他の奉仕団体と違うところ、これは本当に誰にも負けないいいものを持っています。一人一人がそのクラブを構成している。「すべては学びから始まります。」これはポール・ハリスの有名な言葉です。先ほど代表幹事も言われましたように、そこからスローガンが出来上がっていったのでしょう。「すべてが学びから始まる。そして無知は平和の脅威です。」強く、強く述べております。この無知とは、やはり、学びが足らない、ということ。「何をあなたは、学ぶのですか。」これはポール・ハリスがまた、同じようなことを言っています。「あなたは、人生で、何のために生きているのですか?」「私は人生を学ぶためです。」「人生を学んでどうするんですか?」「私を知ることです。」「私を知ってどうするんですか?」「私の中にあるエゴを知って、それを取り除くこと。それが私の人生です。」という問答をポール・ハリスはその著書の中に綴っておられます。これこそが、彼の人生訓だと思います。そして、ポール・ハリスは幼少時代からずっと祖父母のもとで育てられました。バーモントという素晴らしい「緑のステイト」といわれていますが、もう緑の木がいっぱいで、現在に至るまでバーモントは、その州の州法によって、よそから来た人に土地を売ったり家を売ったりということを禁じております。大変保守的なステイトです。そして、100年以上も前に、非常に厳しくそして優しかった祖父母に育てられ、毎週日曜日は教会へ行って、「人とは何のために・・・」というようなことを学びながらずっと育ってきたわけです。そして、ポール・ハリスが大人になって、30過ぎにロータリーを結成した時も、ロータリーの理念というのは当時の祖父母から教わったこと、教会で習ったこと、「人とはいかに生きるか?」というようなこと。「悪とは?善とは?」ということも、みっちり身に付けて育ってきています。そして、ポール・ハリスの精神哲学というようなものが、ここに重なってくるわけです。ロータリーにおいては、このポール・ハリスの精神哲学というものが、大変いいものであるということで、どんどん増えていったのですが、2年目、3年目にして、チェスリー・ペリーという仲間が、「このようにどんどん増えていくと、この重要な精神哲学をこのまま正しく引き継いでいってもらうことが難しくなるかもしれない。そのためには、大きな組織を管理するための、組織管理原則が必要である。」組織管理原則とはルールですね。今のロータリー定款とか、要覧、細則に表れているのですが、ルールとなって今もあるわけです。この2人が現在のロータリーの精神哲学と組織管理原則をうまくバランスさせて、会が毎年毎年、次へ次へと引き継いでいく。短年制であるところの良いところもあります。しっかりと引き継いでいくというところに、新鮮味を持って引き継いでいく。もし、同じ人がずっとであるならば、もしかしたら、マンネリ化してしまうかもしれない。そして、もう一つは、ポール・ハリスが言っております。「人間には、優越感というものが存在する。この優越感は人と人との間に対立を生む。これもエゴから発している。」こういうことを言っております。ですから、ロータリーは団体でできたロータリーではなくて、一人一人がこういう親睦と職業奉仕の心を大事にする人々の集まりであるということ。そこに平和もあり、学びの心もできる。そうすると、無知というものはだんだん消えてしまいます。今、「戦争と平和」・・・と考えた時に、私たちの平和感は、戦争が止んだ時に平和といういう考えが起こる。戦争に勝った方も負けたほうもどちらも大変なことが起こる。そして戦争は勝ったとか、負けたではない、ということ。戦争が止んだ時にそれを平和と、呼ぶのは非常に消極的な平和の考えである。ロータリーというのは一人一人からできている。その一人一人が、その人の心に学びがあり、平和がある。ならば、人と人との対立はない、ということがポールハリスの考えなのです。最初から、平和について学びについて、そうしなければ文化というものは残りません。文化という語源は耕すという意味です。文化にぽんっと乗っかって、安住しておりますと、いずれ崩壊していってしまいます。常に耕さないといけない。そしてロータリーは、学びと平和と文化ということを常にメッセージの中に語っております。この平和がなかったら文化がない。文化がなかったら、決して住み良い、暮らし良い世界ではありません。だからより良い世界を築くためロータリーを、より良い人をつくるためにロータリーを、と常に常に語っております。ポール・ハリスのメッセージは本当に素晴らしいものがあります。先ほどの懇談会でも申し上げましたが、もちろん、ダウンロードしていただくと、いっぱい出てきますし、ロータリー文庫をどうぞご利用していただきたいと思います。R.I.会長が大事なことをおっしゃいました。会員増強、退会防止、そこで終わっていてはどうにもならない。青少年育成、次世代のロータリアン、次世代の若者、次世代のより良い人を育成・・・そういうことを掲げられました。そのためには、たくさんの補助がロータリーに用意されておりますので、どんどん利用していただきたい。先ほどの会でおっしゃったこと、親睦が本当に大事である。会員増強にしても、退会防止にしても、そして青少年育成にしてもクラブの中が活性され親睦がしっかり行なわれ、そうすることによって外へ奉仕する心が可能になってくる。・・・ということで、どんどん楽しくやっていただくということ。私がクラブの会長をさせていただいた時のR.I.会長が、ビチャイ・ラタクルさん。皆さんご存知と思いますが、「慈愛の種を播きましょう」というテーマ、私、とっても大好きでした。今も大事ですが、この後に今のいいものを、更にいいものを、どのように引き継いでいくか。そして、今、慈愛の種を播いて、来年も、再来年も、そういう気持ちで、慈愛の種、奉仕の種を播いていけば、親睦と社会奉仕の、職業奉仕の、生活の姿勢を通して、播いていった暁には後ろを振り返った時に美しい花がいっぱい咲くのではないか、と当時のラタクル会長はおっしゃっていました。グレン・エステス会長がR.I.会長になられた年に、その卓話の中であるクラブの会長さんの言葉を引用されたことがとても印象深く残っております。一人一人の会員が「私は、胸を張って、このバッチを付けていられます。私は信頼できる人です。私は皆を助けることを喜びます。そして、私は、このバッチを付けていることに値する人間です。」だから信用してくださいという意味ですね。「私は受け取ることより、与えることを多くいたします。私はあなたの役に立ちたいのです。」こういった思いをこのバッチに添えて思う。ただ、付けて外して、付けて外して、・・・「私はロータリアン」ではなくて、そういった思いをしっかりと思いながら、行動に移す。この「行動に移す」というところで、ある歌の歌詞を引用されて、「鐘は打つまで鐘ではない。歌は歌われるまで歌ではない。愛はひっそり自分の中に持っているだけでは愛ではない。愛の行為をして初めて愛である。」というような歌があります。ポール・ハリスのメッセージの中にも「ロータリーは愛、寛容、友情」というものが、しっかりと繰り返し繰り返し謳われております。そして、崩れることのない強い土台の上にこれらはある。決して、猜疑心や恐怖や戦きというものは、ないはずです。このバッチを付けた時も付けていなくても、そういう気持ちで。今年のロータリーは「分かちあいの心」。ですから、そういう気持ちを皆で分かちあう。この分かちあいも行動を見せて、見てもらうだけではなく、楽しく思って、感じてくれること。「ああ、ロータリアンて素敵なんだな」「ロータリーっていいことしてるんだな」と周りから見ていただける。これは社会奉仕において、地区において本当に有効な奉仕活動だと思います。先ほど道家会長がおっしゃいました、大野さんの「かきくけこ」。私もしっかりと心に留めて、「ロータリー、愛していますか?」とこの時の会長さんが言われた時、私は「Yes」と言ってきましたが、皆さんにもそれをお願いをいたしました。ここで「かきくけこ」の「こ」だけでも、ロータリーに「恋」をしていただきたい。それを皆が分かちあったならば、素晴らしいロータリーを築くことができると思います。 |
||||||
|
|