WEEKLY REPORT |
第671号 No.33 2007年5月7日
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率先しよう |
前例会の記録 | 本日のプログラム | 次例会の予定 |
○4月23日第670回 ○ソング:我等の生業 ○行事:卓話「尺八、篠笛あれこれ」 卓話者 木次正人様 (都山流尺八竹淋軒大師範 現代邦楽会みさと笛練士) (担当:新世代委員会) |
○5月7日第671回 ○ソング:君が代・奉仕の理想 ○行事:内部卓話 堀場弘一パスト会長 (担当:S.A.A.) |
○5月14日第672回 ○ソング:我等の生業 ○行事:クラブフォーラム 創立15周年準備 (担当:会長・幹事) |
会長挨拶 高橋陽一会長 | ||||||
昨日は、地方統一選挙でございました。やっと静かになったという感じがいたします。ある候補者の応援をしておりましたので、そこそこの結果が出ましたので、ほっとしております。ロータリーの方も観桜例会が終り、一段落してほっとしたところで、また先週1週間、選挙が始まってバタバタしておりました。岐阜市内に限らず、長崎では大変な出来事もございまして、騒がしい1週間であったと思います。やっとほっとして、久し振りに昨日はゴルフをゆっくり楽しめました。また、来週29日30日には、岐阜AB分区のクラブ対抗親睦ゴルフ大会がございます。今年はエトス・クラブが幹事クラブとなっております。優勝クラブが次回の幹事クラブと決まっておりまして、昨年に引続き、園部さんご苦労さまですがやっていただいております。メンバーは私と園部さんと田口さん、篠田伸実さんと4人で、関カントリーで行なわれます。優勝しないようにがんばってきたいと思います。
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ニコボックス委員会(担当 園部貴敏委員長) | ||||||
◇浅野敏美様(岡山西南RC) 私は国六株式会社に昭和48年まで勤務し、昭和48年8月に独立いたし33年目でございます。RC歴は26年、会員72名です。私は現在、地区役員を務めさせていただいております。貴クラブ様の益々のご発展をお祈り申し上げます。 ◇横山榮祐君 4月8日のお花見ありがとうございました。 |
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委員会報告 | ||||||
◇幹事報告 竹島武彦幹事 去る4月18日岐阜B分区の幹事会が行なわれました。テーマは『下半期の各クラブの動向について』でした。能登半島地震の義援金の件について、各クラブ約2万円から3万円、会員一人当たり2千円を贈ったという報告がありました。当クラブからも2万円を贈っております。 |
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卓話と演奏「尺八・篠笛あれこれ」 (担当:新世代委員会) | ||||||
◇新世代委員会 早瀬正英委員長 今日は家内の篠笛の大先生の木次正人先生をお招きしました。木次先生は長野県のご出身で、自衛隊に入られて全国を回り、現在は退官され各務原市にお住まいです。都山流尺八竹淋軒大師範および現在邦楽会みさと笛練士ということで、みさと笛練士というのは全国でも8人しかみえないという大先生でございます。尺八、笛のお話と演奏をお願いしております。 ◇木次正人様 そもそも、尺八と笛を始めるきっかけは、初めから尺八が好きであったというわけでは、ございません。自衛隊におりまして、新潟県上越市、ここの町の角にさしかかった時、きれいな琴の音色が聞こえてきました。この頃は昭和28年。まだ琴という楽器は、良家の子女がたしなむという雰囲気がありました。私も貧乏人でございましたので、琴についての認識はありませんでした。通りがかりに、素晴らしい音色がするなと思いました。数ヶ月後に、ある女学校の前を通りかかると、「筝曲の演奏会、入場無料」とありました。当時は、筝曲という意味がわかりませんでした。どうも聞くとお琴のことだとわかりました。それでこれはちょっと聞いてみようと思いました。学校の講堂の片隅で演奏をしていました。30〜40人のお客さんが聴いていまして、ステージでは、お琴の師匠さんとお弟子さんの数人が演奏をしていました。もちろん、曲名はわかりませんが、音色は素晴らしいと、聴きほれて惚れておったわけです。そばで白髪の老人が尺八を吹いておられました。あれ、尺八というのは、琴との合奏に使うものなのか?と思ったところが、素晴らしい演奏をしておられるんですね、おじいさんが。これは、尺八を覚えると、近くでお琴の音色を聴くことができるな、とすごく単純な動機で始めたんです。たまたま、自衛隊の基地中で、厚生活動の尺八クラブが初めて発足するということで、とりあえず私もやり始めました。尺八の種類は、大きく分けて3種類ございます。雅楽尺八といって、これは古代の尺八で、飛鳥時代に中国から伝わりました。まだ穴が六つで、どういう曲を吹いたのかわかりませんが、一応古代の尺八、雅楽尺八といいます。次に普化尺八、普化宗ですね。臨済宗の一派ですが、徒党を組んで、托鉢あるいは修行などで、全国を回っておりました。これは、目にされた方もみえると思います。当時の幕府から、許可なしに全国を回ってよろしいという、幕府の保護の下に動いていたわけですね。そのために、中には隠密、つまりスパイですね、をやっておった人がいるという一説もあります。それが普化宗尺八、虚無僧尺八といいます。この次は現代の新しい、多孔尺八といって、普通は五つの孔ですが、七つから九つの孔があります。テレビなどで、流行歌を吹いていることがありますが、この七つから九つの孔の尺八でないとそのよう曲は吹けません。それが多孔尺八、新尺八といいます。古代尺八(雅楽尺八)、普化尺八(虚無僧尺八)、多孔尺八(新尺八)の三種類がございますが、古代尺八の雅楽尺八は、今はほとんど使われておりません。私どもが専攻しているのは、普化宗尺八(虚無僧尺八)でございます。笛のほうは、やはり竹でできております。篠竹でございます。七つか八つの穴を開けて、中に漆を塗り固めてあります。吹き手によって同じ笛でも音色が変ることもあり得ます。短い時間ですので、これで説明を終わらせていただき演奏をさせていただきます。
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