WEEKLY REPORT
第625号  No.29  2006年3月6日
超我の奉仕

前例会の記録
本日のプログラム
次例会の予定
○2月27日(月)第624回
○ソング:手に手つないで
○行事:卓話(シーラローズさん)
(担当 国際奉仕)
○3月6日(月)第625回
○ソング:君が代・奉仕の理想
○行事:卓話
(担当 職業奉仕)
○3月13日(月)第626回
○ソング:我等の生業
○行事:卓話
(担当 社会奉仕)

会長挨拶 早瀬正英会長
 台北のサンシャインロータリークラブの記念式典に行きました。出発する日、オリンピックでフィギュアスケートが優勝したというので見たかったんですが、飛行機はチャイナエアラインですからそんな話は全然なくて、トリノオリンピックの話題は何にもなかったですね。その日の夕方は、記念式典で生信さんと園部さんは、そんなに酔わなかったらしいのですが、私は酔いまして、その夜、オリンピックのフィギュアを見たい見たいと思いながら見れなくて、二日目もまた飲みまして、オリンピックは園部さんのように見れなくて、昨日の夜、帰ってまいりました。もう閉幕のアトラクションになっていました。
 台湾のロータリーを訪問してまず、入れ替わりが激しいなぁと感じました。以前5年とか10年周年式典の時は、オレンジジュニアとかいろいろ来ていたんですけど。この前の記念式典は地区委員と会長さんが多くて、若い会員さんは夫人や家族と全部後ろに並んで非常に盛り上がっていました。中には会長さんが来られてなくて、初代の会長さんで13回中12回来たという人もみえました。なんか慣れ親しんだ人でした。 台湾での国民性とかそういう分析は生信さんのご専門で、私もいろいろと教えてもらいました。向こうのかたは式典が好きで、そういう話になると非常に喜んでいました。また生信さんの方からお話を聞かせてもらえると思います。
 世界一の高層ビル台北101も行って参りました。ところが霧というか曇っていて上がる前に「今日は何も見えませんよ。」と言われ、上がりましたらやはり何も見えませんでした。上に上がった時は、例の大きな振り子ですか、あれも名所のひとつなんですね。生信さんが私に構造などいろいろ説明をしてくれたんですけど、なかなかわかりませんでした。台北は雨模様だったんですけど、雨もそんなに強く降らなくて、なんとか2日間無事に過ごしました。
 今日は台湾とはがらっと変わりまして、シーラローズさんのお話ですね。留学生で研究とか子育てもされて、非常に忙しいかたですが、この例会にお呼びしましたので、あとで卓話の方をゆっくり聞きたいと思います。よろしくお願いします。

来客紹介 出席報告
元交換留学生 シーラローズ・ブラウニングさん
本日のホームクラブ 先々週の補正出席率
  15/27   55.55%   16/27   59.25%

ニコBOX (真鍋貞典副委員長)
◇園部貴敏君
 シーラ、ようこそエトスへ。卓話よろしくお願いします。昨晩、台北サンシャインより帰国しました。会長のリチャード、会員の皆様の熱烈歓迎を受け、エトスの皆さんによろしくとの事です。
◇大野茂夫君
 一昨日、一泊で淡路島から神戸へ行って来ました(家族7名)。南京街で中華料理を食しました。
◇生信良雄君
 台北サンシャインロータリークラブの大歓迎に感謝して。
◇真鍋貞典君
 先日のIGMに出席の皆様、お世話になりました。いつも以上に楽しい会となりました。
台北に行かれた会長、幹事、生信さんご苦労様でした。

委員会報告
◆I.G.M.報告 真鍋貞典会員
 寺田さんの担当でI.G.M.が開催されました。田口さんがリーダーで、テーマはいつもの「会員を増やして楽しいクラブにするには」ということで、話し合いをしました。楽しくするにはどうするかということで、エトスの現状を把握するにはどうしたらいいんだろうかと。このクラブの中でちょっとマンネリ化してきて、出席率もちょっと落ちてきていますが、一度、他のクラブへ皆で行ってみようか、という話になりまして、来期は是非とも一人最低2回くらいはグループを組んで、何人でもいいですが、他のクラブへ必ず出かけて行くということを義務化してやってみたらどうか。他のクラブの例会を見学して、自分たちに欠けている所、自分たちのいい所を確認してみようではないか、という意見が出ました。そのテーマで盛り上がりました。
内部卓話(担当:国際奉仕)
◆シーラローズ・ブラウニングさん
 今日はちょっと風邪をひいているので、声の調子がよくなくてごめんなさい。柔道の研究のお話しの前に少しだけ、私がこの10年間に何をしてきたかということをお話したいと思います。
 日本には平成6年から7年におりました。アメリカに帰って、すぐミシガン州立大学でアジア関係の勉強をしました。そして大学を卒業してから、あちこち行きました。ワシントンD.Cとロシアとフランスとその中で、ミズリー州立大学でチャイナリズムのマスターズをいただきました。マスターズをする間、留学することができるようになりました。今年の研究は柔道、女子柔道がどうして日本は強いのか。アメリカの女性は、柔道とかレスリングとかそういうスポーツは全くしません。どうして日本にはあって、他の国にはあまりないのかということを研究しています。だから本当は長良高校で柔道部の練習をやりたかったけど、来る時は赤ちゃんがお腹にいましたのでちょっと無理でした。赤ちゃんが生まれてからもまだちょっと無理でした。一度柔道部に練習に行きましたが、今は、赤ちゃんは母乳しか飲まないので、すぐ「あ、痛い!」ということで、やめました。今年は色々な面白いオブザヴェーションができました。その中で、谷亮子も私と同じ時期に妊娠しました。彼女は、まだこれからも柔道をやりたい、オリンピックでゴールドを取りたいと話しています。彼女がそれをやると初めて日本のお母さんがゴールドを取ることになります。私のイマジネーションの中で、今の長良高校の柔道部は、昔の長良高校の柔道部と同じだと思っていましたが、やっぱり10年は10年。もちろん生徒も同じ人じゃないし、先生も同じ人じゃないから、やっぱり同じ雰囲気ではありませんでした。たぶん昔は先生が二人いました。一人は大熊先生で、とても強い柔道家で、本当に真面目で厳しい練習をしていましたが、彼は週に2回でした。他の日は数学の先生だったので、柔道はそんなに厳しくありませんでした。友達と話ができるし、もちろん柔道もやりましたが、そんなに真面目な感じはしませんでした。今の柔道の先生は、体育の先生が二人なので、両方5段だったと思うので今の方がやっぱり厳しいです。行けばすぐ練習になり、練習前、中と後も無駄な話しはあまりしません。昔は練習が終わると隣のコンビニに行って、遅くまで話したこともありましたが、今はあまりコンビニでとかで遊べないみたいです。でも柔道の先生は、男の子でも女の子でも、両方が本当に一生懸命やらないとダメという感じ。先生が段取りをいつも一人と練習したら、すぐその後もう一人、またすぐと練習します。その形でやった方が技とかは上手くなると思います。他は、私がいた頃は、男の子と女の子は、「立ち技」だけはいっしょにやりましたが、今は「立ち技」も「寝技」の練習もいっしょです。トレーニングの方は10年前は、もっとトレーニングするといいと私は思っていたくらいでしたが、今はもっともっとトレーニングしています。体育の先生が柔道の先生だから、もっと身体が強くなるようにしているのだと思います。それはオブザヴェーションで色々研究しましたが、他はまだこれから、アンケートします。そのアンケートの中で生徒に「どうして柔道を選んだのか」、「お母さんとお父さんは柔道のことをどう思うか」という質問があります。でもそれはまだ、もらっていないので、お話ができなくてごめんなさい。柔道の他の研究は思ったほどやれませんでした。
 「日本での外国人の妊娠」ということについて。色々勉強できました。私が思うことですが、日本は女の人が妊娠すると、普通は近くの病院に行くか、他の友達の行った病院に行きます。アメリカ人は、自分がどういうお医者さんがいいかを決めて、医者を探す。お医者さんのショッピングみたいに。色々なお医者さんにインタビューをして、バースプランナーというか、お客さんとお医者さんのサービスがあるというリレーションシップです。日本は、先生が何かを言ったら、私がそうする、という関係だと思います。生まれてからは、例えばアメリカ人とカナダ人とオーストラリア人は、赤ちゃんが生まれてから、お父さんお母さん二人で、両親で、オムツでも何でも世話をします。フランス人は、半分半分くらい。スペイン人は99%お母さんがお世話をして、お父さんは帰ってきてから、「わあ、かわいい赤ちゃんね!」という感じだけ。私の友達、皆が言いますが、日本で小さい赤ちゃんがいる生活というのが難しいポイントは、デイケアがあまりないということ。これが本当に難しいです。赤ちゃんが6ヶ月にならないとデイケアがないので、仕事を続けることが本当になかなか難しい。デイケアも仕事がないと入れない、でもデイケアがないと仕事ができないというサークルが非常に生活しにくいと皆言っています。
 そして今年は柔道とベイビーだけじゃなかったです。フランスとアメリカから友達が遊びに来てくれました。そしてフランス人の友達と、京都・奈良・広島・東京・日光に旅行に行けました。フランス人はバケーションが多いです。お休みがだいたい5週間〜9週間あります。彼は8週間のバケーションで3週間半、日本に来ました。私のだんなさんの南アメリカのチリの友達も先週まで遊びに来ていました。色々交流ができました。それでみんな新幹線がすごいと言っていました。フランスの新幹線よりもいい感じだと言っていました。日本はレストランやショッピングなど行くと、とても親切だと言っていました。ヨーロッパはレストランなんかではあまりいい感じはしませんし、アメリカではヨーロッパよりは感じがいいですが、チップがあるので、日本ではチップがないので優しいと言っていました。日本は本当にきれいだし、安心な感じだし、優しい国だと友達とよく話しています。今日も長く話しましたが、どうもありがとうございました。
◆台北訪問報告 生信良雄国際奉仕委員長
 台北の人たちは、親切で律儀で大変感激をしました。行く時のバスの中で「オートバイが多いから注意」という話があったのですが、駐輪場が見事にきちっとなっていました。街では観光慣れしているといいますか、ちょっと英語で、1のことを話せば、10のことが返ってくる。非常に感心しました。サンシャインクラブの印象としましては、非常に活発で、「サンライズ」と何回も使っていましたが、本当に朝陽が登るごとく活発なクラブでございました。

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岐阜エトスロータリークラブ 2005〜2006年度
例会日 毎週月曜日 12:30〜13:30
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〒502-8567 岐阜市長良648
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会長・早瀬正英  会長エレクト・副会長・高橋陽一  幹事・園部貴敏  会報委員長・杉江正光