WEEKLY REPORT
第613号  No.17  2005年11月28日
超我の奉仕

前例会の記録
本日のプログラム
次例会の予定
○11月21日(月) 第612回
○ソング:それでこそロータリー
○行事:卓話
(担当 S.A.A)
○11月28日(月) 第613回
○ソング:手に手をつないで
○行事:アッセンブリー
(担当 会長・幹事)
○12月5日(月) 第614回
○ソング:君が代・奉仕の理想
○行事:総会(次期役員承認)
(担当 会長・幹事)

会長挨拶 早瀬正英会長
 元米山奨学生のシーラさんが今、笠松町に住んでおられまして、11月8日に男の子の赤ちゃんが生まれたそうです。12月の忘年会にはご夫婦と赤ちゃんで来ていただけるそうです。楽しみにしています。また、2月27日に帰国直前に卓話もしていただけるということで期待しておりますので、皆さんもよろしくお願いします。
 それと私事ですが、10月に胆石で入院して以降、油っぽいものを食べずに、胆のうも取ったんですが5kg痩せました。皆さんから痩せた痩せたと言われて、それを我が女房に言いますと、「私もダイエットのために入院したい」と。昨日の日曜日、うちの院長が大学病院の栄養の関係のそういう会議に出たらしいのですが、その話をしますと、入院するとカロリーは摂っているけれども痩せるらしいです。それでそういうことを考えて特に今後10月からは介護保険等が食費を取りだしましたし、来年の10月からは食費も長期療養の方は自費になるということで、栄養もケアマネジメント、予防介護というのがどんどん増えています。
 それと、先週言ったのですが、カナダの病院は胆のう摘出なんて「In out one day.」私が4〜5日、まあ一週間入院したんですけれど、「何でそんなに長く入院したんだ」ということがあったんですが、ホストマザーからメールがありまして、「入院はする必要はないんだけれど、家でゆっくり休んでくれと言うのを付け加えるのを忘れた」と。日本の場合はなかなか家にいて静養というのは難しい。だから病院にいるということなんですけれども、そういうことを聞いた途端、先週の土曜日からドッと疲れが出ました。今日もちょっと疲れているかなと。ただ一応術後は順調なので、もう何も付けていません。皆さんに見せたいんですけど、あいにく中年の男性ですと顔を背けられるのが落ちだと思いますので。皆さんも体には注意してください。

来客紹介 出席報告
本日のホームクラブ 先々週の補正出席率
  14/27   51.36%   25/27  97.58%

ニコBOX (高橋陽一委員長)
◇広江武典君
 11月の初旬にリスボンで開かれた国際会議に出席した帰りにパリに4日程滞在しましたが、フランスでは鉄道に乗った事がありません。柳原さんの話を楽しみに今日は出席しました。
◇真鍋貞典君
 日ごろ、フィッシング・ウイドーの奥さんに、これ以上愛想をつかされぬ様に、日曜日はサービスに努めている今日この頃です。
委員会報告
◆会計: 田口利満会員
 ロータリーレートが12月から118円になります。財団にご寄付願うなら、今は112円でございます。ですから1ドルにつき6円も差がありますので、ご寄付いただけるようであれば出来るだけ早くお願いします。今週いっぱいで締め切らせていただきますので、申し訳ございませんがそれまでに振り込んでいただきますと、112円のレートで出来ますのでお願いします。なかなかまだ4名の方しか財団のほうに振り込んでいただいてないので、出来ればもう少し皆さんよろしくお願いします。
ロータリー情報委員会「IGMの報告」: 篠田伸実会員
 11月17日IGMを行いました。リーダーの樫詰さん、ロータリー情報から武藤容治さんに代って私、役員の高橋陽一さん、堀井さん、後藤さん、田下さんに出席いただきまして、今年度の「会員を増やして楽しいクラブにするには」というテーマに沿って、どこまで話がずれるんだろうと思いながら、非常に楽しい時間を過ごさせていただきまして、最後の3分程度でテーマに戻りましてまとめました。話としましては、うちのクラブは「狭いながらも楽しい我が家」と非常に良い雰囲気で、最近楽しくやらさせてもらっているのですが、そろそろ警鐘を鳴らす必要があるんではないかと、狭い我が家に少し家族を増やしましょうと。家族を増やすということを皆さんもう少し念頭において、会員増強委員長の武藤容治さんがいなくなってしまいましたけれども、エトスのトレンドとしてみんな会員を増やそうということにもう少し時間を割いていただいて、頑張ってやりましょうという事をほんの3分ほどでまとめました。あとは非常に楽しいお話をたくさんしていただきました。どうもありがとうございました。
幹事報告
 過日ファックスいたしました。11月25日指名委員会を行います。役員の方は、お忙しい中スケジュールを工面していただきまして、ご参加お願い申し上げます。

内部卓話(担当:SAA)
◎柳原英三会員
 「フランスの鉄道に乗って思ったこと」

 SAAは今年度私と田口さん、それから樫詰さんの三人で担当しております。田口さんは先程もお話しがありましたように、会計という非常に忙しい仕事を担当してみえますし、樫詰さんも社会奉仕の委員長ということでかなりお忙しいということで、今日は樫詰さんはお仕事の都合でお休みになっています。実質私の方で担当させていただきます。
 今年度はSAAの、まずここにパネルが飾ってあります。ここに書いてありますように、「SERVICE Above Self」。RI会長のステンハマーさんが言われます「SERVICE Above Self」日本語にいたしますと「超我の奉仕」。はっきり言って私もなかなか理解できません。それでどういうことだろうと思い、今年度、ロータリーの友の11月号にですね、ちょっとそのことで記事が載っています。ロータリーの友の11月号に横浜西ロータリークラブのパスト会長それから分区会長を勤められた野並豊さんという方の文章なんですけれども、かなりロータリーの活動に熱心だった方です。私も学生時代に横浜にいたことがあるんですが、横浜というと食べるものでまずシューマイ。皆さんご存知だと思いますが、横浜で新幹線ができる前なんかですと、駅で必ず売っているのが「崎陽軒のシューマイ」。この崎陽軒のシューマイ屋さんの代表者が野並豊さん。この方がロータリーの友11月号にこういうことを書いています。「私にとってロータリーは、砂漠の中のオアシスかな。日常の競争社会から離れて、静かな落ち着いた空気を味わうたびにほっとするんです」と。我々仕事に追われていて、仕事が忙しくて欠席の方もおみえになりますが、ここへ来て日頃の競争社会から離れて、ほっとする時間、ぜひこのロータリーのこの時間をそういう時間に出来たらなあというのが、SAAの希望で、それには結局多くの方に出席していただきたい。堅苦しいことを言いますと、SAAの任務というのは、秩序正しくと品位を持って、しかも能率的なロータリークラブの会合を維持していくことです。食事とか何年も前から第一例会は和食ということでグランドホテルさんの方で、第一例会は和食を20膳用意してもらっているんです。普通の今日のような食事ですと数は自由になるんですが、和食の場合変更が難しいため20は用意してもらっているんですが、足りない時は上野さんに他の食事をしていただいたりということで、ちょっとご迷惑をかけております。余った時も20膳は予約してあるので消化しなくてはいけないということです。和食がいいと言われるご年配のパスト会長さんもおみえになりますので、こういう形式で進めさせていただきたいと思います。以上がSAAとしてのことです。
 今日は卓話といえるほどいい話ではないんですけれども、今年の初めフランスに行って来ました。娘が向うにいてこの間も電話で少し話して、「最近フランスの若者が騒いでいるようだけど、どうなんだい」と娘に聞いたところ、「それはパリの街の中だけだ」ということです。私の娘のいる所はパリから100kmくらい南へ行ったオルデアンという、急行電車で1時間半くらい行った町です。「田舎では全然そんなこと問題になっていないよ」と言っておりました。広江さんも「フランスという所は、街はパリだけで他はみんな田舎だよ」と以前に言ってみえたように、確かにそんな感じです。フランスへ行くと一番有名なTGVという新幹線があるんですけれども、今日はこの話はやめておきます。今日はフランスの鉄道でも一番庶民のパリの地下鉄とかパリから郊外へ行く普通の列車、急行列車。あとオルデアンの町へ行くと結構市内電車がたくさん走っているんです。
 まず、向こうへ去年の暮れに行きました。パリの地下鉄に乗ってみたいと思い、娘を通訳にして娘の彼氏をパリの案内人にして、二人に「パリの街を2日か3日で全部見て回りたい。行き方は地下鉄で、行くところはエッフェル塔・ノートルダム寺院・凱旋門・シャンゼリゼ通り・・・・・と全部回ってくれ」と言いました。そして一番最初にフランスの地下鉄に乗って私が一番印象に残ったことは、黒人やアラブの人が多いということです。私自身フランスで感じたことは忘れていたんですが、アラブ系の人たちなどがフランスで起こしている問題とかをテレビで見ると、やっぱり私が最初に印象に残ったのがそうだなとその時に本当に分かりました。地下鉄について申しますと、とにかく便利で安いです。料金は2ユーロまでいかなかったと思います。200円弱ですね。日本ですと東京でも名古屋でもちょっと乗ると地下鉄の料金も上がっていくんですが、パリ中どこでもそれで乗り換えて、どこでも行けるんです。路線がたくさんあるので、凱旋門の下や寺院下とか必ずどこでも3つくらいの路線があるのでとても便利でした。
 パリの地下鉄でいくつかの路線は、2つの車輪じゃないんです。ゴムのタイヤの車輪でレールは平らなレールの下にちょっと幅の広いレールが2本ありまして、その上を幅の広いバスのタイヤのようなものが車輪として走り、フランジがなくて左右の方向が決まらないので、水平に回転する車輪もあり、それがレールに沿っていくように横にも方向を決めるタイヤがあって、そういう路線が結構たくさんありました。そして特徴として静かなんです。我々が普通地下鉄に乗るとガタガタとやかましくて話もできないですが、ゴムの車輪の地下鉄なのでわりと静かで良かったと思います。これが日本にもあって、北海道の札幌に行くと、札幌の市営の地下鉄がこういった方法を取り入れてます。パリの地下鉄は料金が安いのであちこち乗り回して2〜3日のうちに十何回地下鉄に乗りました。タクシー・バスはまったく無しで、もう鉄道マニアですから。それから娘のいるオルデアンという町はパリから100km程ところにあるんですが、私も子どもの頃に本などで読んだことのある「ジャンヌ・ダルク」が生まれた土地だということです。ちょっとした小さい町ですけれど、そこへ行くと駅前というか町の真ん中に「ジャンヌ・ダルクの家」というのがあって、これが町の中心になっているようでした。岐阜より小さい町で、岐阜と似ていまして、町の中に市内電車が走っています。この電車は非常に新しく近代化されていて、道路の真ん中を走っているんですけど、電車の床が低いからお年寄りから子どもでも乗り降りが楽です。停留所には必ず壁も屋根もあり、雨がかかることや車を気にしながら乗り降りしなくていいんです。電車の音もとても静かでした。オルデアンの町の南にロワール川という非常に大きな川が流れていて、この川を越えて川の向こう側がオルデアン大学や9〜10階建てのアパートや市営住宅になっています。私もその電車に乗ってみましたが、市内電車だから遅いだろうと思っていました。町の中は40〜50キロで走っていました。しかしそのロワール川の大きな橋を渡って大学や公園などがある方に入ると80〜90キロくらいまで急にスピードを上げてものすごく早くなるんです。やっぱりこれは新しい型式なのかなぁと思いました。運転手は一人で車掌はおりません。料金は、乗った人が勝手に運賃の箱へ料金を入れる、回数券を持っている人は電車の中にスタンプが置いてあって、勝手に自分で押すということです。娘に「これはただで乗ってもわからんか」と聞くと「わからん」と言っていましたね。でもたまには鉄道の係の人が回ってきて調べることもあるということです。
 そして電車に乗っていて、岐阜のことを思いました。去年岐阜市の電車がなくなる時に、ヨーロッパのどこかの会社が買い取るという話しがありましたが、きっとああいうものを持ってきてくれれば岐阜の電車も良くなるんじゃないかなと思いました。パリには郊外へ行く電車の鉄道ターミナルが6つあって、パリからオルデアンまでちょうど1時間くらい電車に乗っていたら、私と娘の隣にフランス人ではない人が乗っていて、いきなり「Can you speak English?」と話しかけてきて、英語はよく分からないけれど、私の娘と相手の奥さんを間に入れて会話をしました。ブラジルからフランスへ家族で旅行に来ていた人たちでした。その人はブラジルで食料品の輸出の仕事をしていて日本にも食料品を売るために東京へ来て、幕張の国際展示場で展示会を開いたことがあることなどを話しました。外国へ行った時に新幹線や高速電車にしか乗らないとその国の事情がつかめなかったりしますが、田舎の方に行くと結構色々なことが分かります。私も色々と勉強になりました。またどこかに行ったら、話を聞いてださい。ありがとうございました。
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岐阜エトスロータリークラブ 2005〜2006年度
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