WEEKLY REPORT
第612号  No.16  2005年11月21日
超我の奉仕

前例会の記録
本日のプログラム
次例会の予定
○11月14日(月) 第611回
○ソング:我等の生業
○行事:卓話(張 青さん)
(担当 会長・幹事)
○11月21日(月) 第612回
○ソング:それでこそロータリー
○行事:卓話
(担当 S.A.A)
○11月28日(月) 第613回
○ソング:手に手つないで
○行事:アッセンブリー
(担当 会長・幹事)

会長挨拶 早瀬正英会長
 張さんこの前は本当に非常に素晴らしいスピーチをありがとうございました。今日もまた期待しております。よろしくお願いします。
 オバイドルさんからのメールのFAXが皆さんにも届いていると思いますが、ご検討をお願いします。もう北海道におられると思います。タカがどれくらいのレートかとその辺りのことも考えて皆さんとご相談したいと思います。
 私事ですが、先週の例会後に入院しまして、火曜日に胆嚢を摘出しました。ラパコレというのですが。実はうちの息子が今交換留学でカナダにホームステイしていまして、デトロイトの少し南のカナダ領なんですが、そこのお母さんが向うの病院のソーシャルワーカーで、「先月胆石で入院した」と言いましたら、「胆嚢を取ればいい。In out one day.」(1日でいい)と言われました。この前の火曜日、ラパコレをやりまして順調なんですが、うちの家内が入院の件をメールしまして、「まだ病院にいるの?」と聞かれまして。向うの病院のスタッフは皆「なぜそう長く入院する必要がかるのか。」と言っていると。これは向うは非常に医療費が高いですね。日本のように公的な保険がありませんので、保険会社はあまり長く入院しても支払いません。向うは、やはり、大まかなのかもしれません。私としましてはそういうことも聞いておりましたので、先週の金曜日、土曜日くらいに退院すると言いましたら、皆から、「もうちょっとちゃんと入院してなくてはだめだ。」と言われまして、今日退院しまして「昼からまた来るね。」と言いましたら、婦長さんに「そんなことしたらだめ。あなたは今、おなかに力が入ってない。声もそんない出てない。ちゃんと休みなさい。」と言われました。今日はロータリーが終わったら、家に帰って静養します。
 今、うちの息子はカナダで非常にリラックスして楽しんでいる様子です。勉強もあまりないということで、ホストファザーはイタリア移民で、行事があると50人くらい親戚が集まるそうです。お子さんが2人。11歳の男の子と9歳の女の子がおりまして、楽しんでいる様子のメールと写真が向こうのお母さんから届きます。本人から届くメールは、何かのお願いのメールばかりですが。まあそんな調子でやっております。
 ニコボックスにも書きましたが、好きなものが飲み食べれるようになったと思いますので、またよろしくお願いします。
張さんから中国のお土産をいただきました。後ほど卓話をよろしくお願いします。

来客紹介 出席報告
米山奨学生 張 青さん
本日のホームクラブ 先々週の補正出席率
  16/27   59.25%   19/27  70.37%

ニコBOX (高橋陽一委員長)
◇早瀬正英会長
 先週火曜日、ラパコレ(腹腔鏡下胆嚢摘出)の手術を受け、私の予定通り、本日退院しました。これで好きなものが、飲み、食べれる見込がつきました。楽しみです。
◇篠田伸実君
 元会員の森岡さんがお亡くなりになりました。今日告別式に行って来ました。ご冥福をお祈りします。
◇杉江正光君
 ここのところ忙しくてゴルフができません。やりたい、やりたい、ゴルフを!
◇尾藤英邦君
 11月21日より25日までモンゴル国に行って参ります。大統領に表敬訪問します。
◇大野茂夫君
 いろいろ面倒をお掛けしています。
委員会報告
◆IGMのご案内 樫詰庄二委員長
 11月17日(木)18時30分から、1階にあります中国料理「華川」で開催します。出席者は篠田さん、高橋さん、後藤さん、堀井さん、田下さんと私です。テーマはずっと続けて以前からの「会員を増やして楽しいクラブにするには」です。このテーマは篠田会長の時に提案されたテーマであったと思います。今回はその篠田さんが出席されますので楽しみにしています。よろしくお願いします。
◆ゴルフ同好会 高橋陽一委員長
 先週、11月8日(火)グリーンヒル関でゴルフ同好会を開催しました。6人の参加で和気あいあいとやってまいりました。優勝は元会員の古田正美さんでした。準優勝は幹事の園部さんでした。
 今期3回目のゴルフ同好会を12月22日(木)に10時20分スタートで岐阜カントリーを予定しております。多数の参加をお待ちしております。その後忘年会を予定しております。皆様の参加をお待ちしております。

卓話 (担当:会長・幹事)
◆米山奨学生 張 青さん
 皆様こんにちは。大変お世話になっています。今日ここでスピーチさせていただくこと本当に大変ありがとうございます。私は今年、米山奨学生の交流活動として美濃加茂ロータリークラブと高山西ロータリークラブで卓話を招待させていただきました。また、先週の地区大会で岐阜県と三重県の米山奨学生の代表としてスピーチをさせていただきましたので、だんだん話すこともなくなってしまいました。ですから、今日は卓話を何を話したら良いか困りました。
 今日はまず、私の研究について最近の進捗状況を皆様に報告させていただきます。皆様ご存知のように私、岐阜大学工学部土木専攻、今年、博士3年生になりました。今岐阜県下主要橋梁のデータベースで、評価と解析することにより、橋梁の長寿命化のための設計、施行、維持管理の技術を開発しています。皆様のおかげで、私は研究と勉強に専念でき、今までの研究は順調に進んでいます。研究成果を上げることができました。論文としては今年3月に名古屋大学で行なった土木学会研究発表会で発表しまして、そして6月に土木学会情報利用技術論文誌に発表された論文を東京で発表してきました。また、10月に先生といっしょに中国の福建省の福州大学で行なった国際橋梁学会で論文を発表に行きました。23日から25日まで中国に行って、26日に日本に戻って来てすぐ次の日27日に京都に行って、また日本代表の学会に発表に行きました。バタバタして忙しかったですが、発表は順調に終わりました。もし皆様からの恩寵をもらえなかったらこれらの成果は上がりませんでした。ここまで研究について簡単に説明しました。
 去年の話は私の出身地、北京の中秋節と国慶節の話をしました。今日は私の岐阜県で一番好きな高山のことを、自分の目で見た高山のことと、自分が感じたことをお話させていただきます。私は高山が好きです。高山へ行ったことがない時にも、その地名を聞いたら、中国の「高山流水」という非常に有名な言葉を思い出しました。この言葉の、境地ではきれいな川が取り巻かれて緑を被り美しい高い山の中に住み、優雅な音楽を聴き、それは古代文化イメージを追及した生活でした。ですから、私は今現代、高山に住んでいる人々もその夢のような生活をしているんでしょうかと思いました。やっと3年前チャンスがあって、初めて高山に行きました。素晴らしい高山の祭り、悠久な歴史が映されている古い町並み、時代の痕跡を刻んだ石の道などいろんな素晴らしい印象がありました。特に朝一番の風景が強いイメージとして私の心に残されています。純朴な人々、また中国の朝市場とほとんど同じ様子ですから、懐かしいふるさとの感じがしまして、すぐ高山が好きになりました。私は高山の秋が一番好きです。なぜならば昔から「天高く馬肥える」ということわざがあります。そして高山の紅葉も有名です。人間は紅葉に染まった景色に溶け込まれて、新鮮な空気を呼吸しながら美しい自然環境を鑑賞し、悩みを全て忘れて気分も良くなりました。ですから高山に生活している人々がとてもうらやましい。私の研究にも高山と密接な関連があります。先ほど説明したように、私は橋梁について研究しています。今まで岐阜県の11地区における昭和10年から昭和60年代までの725橋を対象として、点検と調査を実施しました。岐阜県各地区において劣化対策が必要と判断された橋梁の割合は、平均では27%ですが、しかし高山地方では50%以上に達しました。どうして高山の橋梁は他の地区より劣化の進行がひどいでしょうか?その劣化規模と高山の地域特性に応じて劣化対策は何でしょうか?これらの問題を解明するために私は高山の橋梁に対してものすごく力を入れています。何回も高山に行って冬でも雪でも、劣化橋梁の現場調査を実施しました。3年間続いて研究成果を多数発表しました。今年の中国の国際橋梁学会に登載された論文も高山の橋梁を研究対象とした論文でした。
 これから私は米山奨学生になってからの感想や体験したことを話したいと思います。留学生として生活する中で悩みは、物価が高く、苦しい経済状況なのはもちろんですが、それよりもっと悩んでいたのは、心を開いて話せる人がなくいつも寂しく感じていました。
 米山奨学生になってから、毎月の例会とクラブの活動などでカウンセラーのかた、会員の皆様と心のふれあいができて、特にカウンセラーの尾藤先生に大変お世話になっています。去年、私と尾藤先生ご夫婦といっしょに名古屋の能楽堂へ尾藤先生の素晴らしい能の発表会の鑑賞に行きました。そのあと名古屋博物館へも見学に行きました。とっても楽しい1日でした。また、去年のクリスマス前、尾藤先生にプレゼントとして本をいただきました。私、日本に来てから何年間の間、プレゼントなんてもらったことがなく感動しました。大変嬉しかったです。米山奨学生のカウンセラー制度が私は最も好きです。米山奨学金制度は、他の奨学金制度と違い、ただの経済援助ではなく、人間の豊かな感情も注いでいる精神的な食料です。私たちふるさとを離れている留学生にとって、大きな精神的援助だと思います。私は積極的にクラブの社会奉仕活動、トンボ池の清掃などに参加しました。これらの交流により日本社会、日本人に対して段々理解を深めることができました。ロータリークラブは社会奉仕活動を中心として、立派な団体であることも実感しました。中国と日本はお隣の国です。日本に対して周辺の国々の色々な感情があるかもしれませんが、私たち米山奨学生は、中国へ帰ってから日本で受けた親切や友好精神を広げて、ロータリーの博愛精神を中国の皆様に伝え、民間大使の役割として中日両国の友好のために一生懸命がんばります。それがお世話になったロータリーの皆様への一番のご恩のお返しだと思います。私は岐阜エトスクラブの皆様が大好き。岐阜エトスクラブに来て本当に良かったです。心から感謝しお礼を申し上げます。今日は本当にありがとうございました。
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岐阜エトスロータリークラブ 2005〜2006年度
例会日 毎週月曜日 12:30〜13:30
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会長・早瀬正英  会長エレクト・副会長・高橋陽一  幹事・園部貴敏  会報委員長・杉江正光