○2月21日(月) 第580回○ソング:それでこそロータリー○行事:内部卓話 (担当 広報・雑誌)
○2月14日(月) 第579回○ソング:我等の生業○行事:内部卓話 寺田会員、尾藤会員 (担当 会報・歴史)
○2月28日(月) 第581回○ソング:手に手つないで○行事:内部卓話 (担当 ニコBOX)
皆様、こんにちは。今朝、南アフリカで行われました女子世界ゴルフ大会で日本の宮里藍選手、19才と北里ルイ選手、23才のペアが見事優勝というニュースが飛び込んできました。昨夜の中継で、かなりのリードを保っていたのを見て安心して休んだのですが、その後苦しい状況を乗り越えての優勝だったようです。若い二人のコンビネーションは素晴らしく、本当にこれからが楽しみです。 さて、話は変わりますが、オバイドル君から5月27日に生徒二人を連れて来日するという連絡がありました。小学2年生と6年生の二人だそうです。29日には一緒に愛知万博にいく予定となっております。ホームステイの受け入れの方もなんとかなりそうです。 最近は例会の出席者が少なくて寂しいですので、多くの方に参加していただけるよう、呼びかけをお願い致します。また、手帳へ掲載する原稿の方のご協力もよろしくお願い致します。
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◇尾藤英邦 森さん、ありがとうございました。 ◇田口利満 皆さんに忘れられないように、名前を読んで下さい。 ◇日比正子 今日は悲喜こもごものバレンタインデーですね。私はロータリー精神でみんなに平等になるようニコBOXに投函します。 ◇生信良雄 昨日のグリーンヒル関でのシニアレディース競技で9番ロングホールスプーンでツーオン、ワンパットのイーグルを決めましたので投函します。尚、成績はグロス79、ネット69のベスグロ準優勝でした。シニア競技ではまだまだ若い65才未満です。 ◇寺田 稔 2月17日開港の中部国際空港から、その日北海道旅行にうちの愛妻が出発します。無事を祈って。
◆寺田会員卓話 私は酒屋を営んでおりますが、お酒の話はどうせなら夜の会食でお酒を飲みながら、利き酒の話でもしたいなと思います。今、酒類業界は自由化の波が押し寄せており、小売業界もかなりのダメージを受けております。2年前に時限立法が成立し、免許を発行するのを待つよう緊急措置がとられましたが、それも近いうちには期限が切れ、岐阜でもほとんどのコンビニに免許がおりるようになるでしょう。このような厳しい状況の中、どのようにして生き残っていこうか悩んでいるところでございます。 職業に関する話はこのくらいにして、皆様のお手元に中根式速記について書いた用紙をお配りしました。速記は今でも学生の間で大会が行われておりますが、私も高校時代、速記を勉強し大会にも出場した経験があるのです。その頃から基本的文字は変わっておりませんが、年々、様々な点で改良されております。速記文字というのは、14文字を基本として成り立っています。それを逆にしたり、大きさを変えたりして表していくのです。有名なものとしては、衆議院式速記と参議院式速記があります。最近はパソコンで簡単にスピーディーに文字を打ち込むことができるようになり、講演などでも速記者とテープレコーダーをおいて行われることが多くなりました。 私の母校である県立岐阜商業高等学校は、近年連続して全国大会で優勝という優秀な成績を修めているようで、参加することに意味があるといっていた私の時代とは違っているようです。 皆様にお配りした用紙に例題を何問か載せておきましたので、速記で何と書いてあるか当ててみてください。 速記には2Bの鉛筆を使い、太さの強弱をつけるようにします。速記を覚えたことによって、文字の省略すること、簡単に早く書くことができるようになりました。速記のクラブは女性がほとんどですが、優秀な人になると、400文字を2〜3ミスで書くことができ、全国大会では350文字を書いて競うことになりますが、200人近い人が集まり、シーンとした雰囲気の中で緊張した記憶があります。 私も高校の3年間速記を勉強し、社会に出て何か役に立っているかと言われるとそうではありませんが、貴重な経験をさせてもらい、いい思い出となっています。 ◆尾藤会員卓話 私の職業は正式には柔道整復師といわれるものです。これにつきまして、2年前に週刊朝日で紹介されました記事を少し読ませていただきたいと思います。 柔道整復師とは、一般の方々には接骨院、整骨院または骨接ぎとして知られているものです。しかしながら、最近ではカイロプラクティックや整体等の国家資格のないものとは別のものですので、混同しないでください。柔道整復師は、国の指定を受けた大学、短大で必要な知識、技能を取得した後、国家試験に合格した者が厚生労働大臣の免許を取得し、研修後開業したり、勤務柔整師となるのです。現在、私の医院にも3名の勤務柔整師がおります。 柔道整復師の歴史をさかのぼると、武道にたどりつき、戦国時代の武道、殺法と活法が柔道整復師とへとつながり、1300年の歴史をもつ民族医療といわれています。また、ある文献によると、江戸時代に少林寺拳法を伝授した中国人が中国式武道による整体から発展し、現在に至っているという説も書かれてありました。 少し前に、江戸時代の自伝記「ブラりシンデン」を見ていると。骨接ぎという看板の横に、「よろず相談うけたまわります」とありました。昔は患者さんのいろんな相談にのっていたのだろうと推測されました。また、以前名古屋に無料で鳶や火消しのような仕事をしている人を診るところがあると聞いたこともあり、地域の人々のための医療だったことが伺えます。柔道整復師は国民の医療の一部を分散する職種として、制度の枠組に組み込まれています。日本柔道整復師会も、民法により認可された広域法人であり、大正11年に設立、その後社団法人として認可されました。平成15年3月31日には設立50周年記念式典が開催され、政治家も招き盛大に行われました。現在は15500人の会員がおり、活動を行っています。岐阜県は315名の会員がおり、その会長を務めて早や15年になります。 皆さんも車を運転していて、接骨院の看板が増えたなと思われませんか。昭和63年までは社団法人に加入している会員しか開業できなかったものが、個人で県知事と協定できるようになり、全国に70ほどの団体ができ、岐阜でも17団体200名が開業できることになったのです。これにも大変危機感を持っていますが、更に、平成10年までは14校で1050名の定員しかなかった学校が、この7年で70校、定員7000人までに増え、今年は2250名の有資格者があったそうです。これからは熾烈な営業争いが起きそうで危機迫る思いです。 私の座右の銘に「仏手仏心」というものがあります。これは「手で患者の心に触れる」という意味で恩師に教わった言葉です。飲み仲間の教授に私の職業は胎児返りのようなものだと言われたことがあります。それは子を思う母の無償の愛のような気持ちでないとできないからだそうです。私の仕事も厳しい状況ではありますが、誇りを持って務めたいと思っています。どこか少しでも痛いところ、おかしいなと思うところがありましたら、お早めに私のところにいらして下さい。
会長・杉江正光 会長エレクト・副会長・早瀬正英 幹事 大野茂夫 会報委員長・森三智也