WEEKLY REPORT
第572号  No.17  2004年11月29日
ロータリーを祝おう

本日のプログラム
前例会の記録
次例会の予定

○12月6日(月) 第572回
○ソング:君が代・奉仕の理想
○行事:総会
(次年度理事・役員発表)
(担当 会長・幹事)

○11月29日(月) 第571回
○ソング:手に手つないで
○行事:卓話
(担当 会報・クラブ歴史 )

○12月11日(土) 第573回
○ソング:
○行事:例会変更・忘年家族会
(担当 出席・親睦)



会長挨拶 杉江正光会長

本日の例会出席者は13名ということで大変寂しいことでございます。先程、沢島先生と打ち合わせしてまいりましたが、、12月23日は恒例になっておりますチャリティーコンサートが行われます。2時から4時の予定で、会員の皆様にはpm1:15に集合していただく予定でございます。よろしくお願い致します。
さて、お酒好きの方には朗報ですが、先日、新聞に「ビール飲んでも痛風治る」という記事が掲載されておりました。これは、神経疾患の研究で知られる鹿児島大病院の納光弘(おさめ・みつひろ)教授が、痛風を患った自分自身を約2年間実験台として研究、病気克服までの道のりをまとめた「痛風はビールを飲みながらでも治る!」という本を出版したというものです。これまでの通説を覆す内容に話題が集まっているようです。痛風は尿酸値が高くなるといけないそうですが、当クラブにも予備軍が何人かいらっしゃると思います。是非参考になさってはいかがでしょう。
今日は前回に続き、森さんに刀剣についてお話していただきます。よろしくお願い致します。


来客紹介 出席報告

本日のホームクラブ 先々週の補正出席率

  16/28  57.14 % 

  26/28  92.85 % 

ニコBOX

広江武典
昨晩、笠松中学の同窓会で尾藤さんの美しい妹さんにお目にかかりました。どことなく尾藤さんに似ているのに不思議と色っぽい美人でした。でもショックだったのは私のことは覚えていないと言われたことです。

武藤容治
寺田さん、休会?しますので宜しく。
園部貴敏
中央カントリーの勤労感謝の日杯で優勝しました。アウト36-イン37-73ネット57のぶっちぎり!!職業奉仕充分って言えますかね。

寺田 稔
本日、投函者5名のうち、ニコBOX委員が3名です。来週は皆様からのご投函を期待しています。
横山栄祐
半年で10kgのDietに成功しました。よく運動し、余り食べ過ぎないことです。豚肉、イノシシ肉は生で食べないようにしましょう。E型肝炎ウイルスがいるそうです。焼肉店での食事には気をつけましょう。


委員会報告

◆R情報委員会:真鍋委員
IGMの報告をさせていただきます。11月18日(木)、グランドホテルにおいて、テーマ「楽しいロータリークラブにしよう。会員をもっと知ろう。」ということで行いました。リーダーは尾藤さん、委員会から、真鍋、役員からは大野幹事、出席義務者は堀井さんと柳原さんの5名でいろいろな意見をうかがうことができました。今日のように出席者が少ない例会が続くようではクラブの存続も危ういのではないでしょうか。しかしながら、今の日本経済の状況下では会員を増やすことはなかなか難しい、また会員の予備軍を見つけることも難しいのではないか。逆に、一線を退かれた60歳前後の方のほうが時間とお金に余裕があり、声をかけてみてはどうかという意見もありました。いずれにしましても、このような状況を打破するには努力と意識改革が必要であろうという結論に至りました。
◆出席・親睦委員会:生信委員長
12月11日(土)忘年家族会を予定しております。現在の参加者は30名で、うち10組がご夫婦で参加ということでございます。いろいろ企画も考えてみましたが、今年は食事や飲み物に費用を費やそうかと考えております。楽しみにしていただきたいと思います。


内部卓話  (担当 会報・クラブ歴史)

◎森三智也会員
「会員をもっとよく知ろう」という今年度のテーマの一環として、前回に続き私の道楽である美術刀剣についてお話いたします。 前回はレジメの6番までお話ししましたが、本日は7番よりお話し致します。

刀の刃文の働きというのは、沸、匂、足、砂流し、金線、映り等があります。
沸・匂(にえ・におい)というのは、焼刃を入れた時にできたマルテンサイトのことで、粒の大きいのを沸、細かいのを匂といいます。沸や匂がないとただ真っ白な紙を刃文の形に切って、刀身にはりつけただけのように見え、まるでおもちゃの刀を見るようです。この沸や匂がたくさん付き、また刃文の中(砂流し)や、刃先の方まで伸びた状態(足)が多くありますと、刀が非常に上品に見え、品格がただよって見えます。更にマルテンサイトがつながって金線(きんせん)となり、これがしきりと入ったものは刃中の働きが多くなり、まさに火の芸術、炊きいれの神秘と感じるものとなります。
映り(うつり)といのは、備前刀に多いものですが、600年前、700年前の刀身にこれが既にあり、その妙を感じます。というのは、後世の新々刀時期になり、古刀のこの映りを真似しようとしてもなかなかできなかったからです。
日本刀は、贋物が多いといわれますが、茎に刀匠銘が切ってあるものの場合如何でしょうか。ここに の綱廣の刀とその銘切りの状態、更に銘鑑に載っている十二人の綱廣の各代々の銘切りがありますが、素人の方でも何代目かは見てお分かりになると思います。もし、刀屋で欲しいと思う刀があったら少々の手付けをおいて茎(なかご)の銘切りのコピーをもらい、早速銘鑑を夜ぴいてひいてみて下さい。納得のいく結果が得られると思います。もし、駄目で刀屋が手付けを返してくれなければ、そのような刀屋とはお付き合いしないのがよろしいでしょう。無銘のものは、刀身、茎、拵(こしらえ)、鑑定書があればそれで判断できます。贋物が多いのはやはり作刀期間の短い刀匠(虎微)や、当時からの無銘刀でありましょう。レジメに最上大業物、良業物の刀匠銘をのせておきましたので閲覧ください。
銘切りの中には__偽、__需のように注文主が彫られているものがあります。また、「備前国佐長船与三左衛門尉祐定作」のように俗名が入っているものもあります。これは祐定銘を切った刀匠が通算で三十名弱いるからです。
本日お持ちした刀の中に、肌が松皮肌といわれるものがあります。刀を打つ時に当然刃となる硬い鉄(皮鉄)と嶺となる柔らかい鉄(心鉄)を合わせるのですが、この皮鉄が伸ばした時に松の木の肌のように見えるよう、刀匠が計算して造ったものです。その鉄の折り返しの方法や黒ずんで見える地金や白く見える地金について私も勉強中なので詳しく申せませんが、古刀の肌を100年程前に復活させたその技量は素晴らしいものといえるでしょう。
本日、私がお持ちした4振りの刀の時代鑑定を皆さんに入札して戴きました。やはりこの刀が一番曲物で古く見える肌をしていますが、実は一番新しいものでした。当選者は生信さん一人でした。
千年以上に渡り、一万一千余名の刀匠がその全智全 を込めて技術を磨いてきた脈々とした流れに感服し、分野は違うとはいえ、同じ職人として感動するものがあります。 以上で卓話を終らせていただきますが、前回に続き、ご清聴ありがとうございました。


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