◇松原登士弘様
会長、幹事、理事役員、会員の皆様のご健勝と岐阜エトスロータリークラブの益々の発展をお祈り致します。
◇全員投函
松原特別代表様、ようこそおいで下さいました。卓話をお願い申し上げましたが、よろしくお願い申し上げます。
◇杉江正光会長・大野茂夫幹事
松原特別代表様、本日はようこそお越しくださいました。今後ともよろしく。
◇早瀬正英副会長
松原特別代表様、毎年卓話ありがとうございます。
◇平松　實
松原特別代表様、本日はお暑い中ご苦労様です。よろしくお願い致します。
◇栗林裕樹
松原特別代表様、お久しぶりです。よろしくお願いします。伏見さん、先日のＩＧＭではリーダーご苦労様でした。
◇篠田伸実
松原先輩ようこそ。久しぶりに昼間お会いできてうれしいです。
◇真鍋貞典
特別代表、ようこそおこし下さいました。
◇園部貴敏
50才の誕生祝いを自分でしました。ゴルフの自己ベスト更新。誰もお祝いしてくれないので仕方ないですね。
◇尾藤英邦
松原特別代表様、毎日暑い日が続いております。相変わらずお元気そうですね。
◇岩村孝行
松原特別代表、本日は御多忙の中ようこそお出でくださいました。今後ともよろしくご指導の程お願い致します。
◇生信良雄
昨日グリーンヒル関の同好会コンペで2位になりましたが、馬が的中。臨時収入があったのでわずかながらおすそわけします。
◇寺田　稔
松原特別代表様、ようこそお出でくださいました。松原様がおみえになると、ニコＢＯＸの投函もうーんと増えて喜んでおります。是非ともチョコチョコお出でくださることを心から期待しております。

◎松原登士弘特別代表様
　皆様、こんにちは。暑い日が続いておりますが、ご健康にお過ごしのことと喜んでおります。私もこうして皆様にお会いできることを嬉しく思っております。また、先程のニコBOXでは私を迎えてのたくさんのご投函、感謝申し上げます。
こうして見てみますと、見慣れたお顔ばかりで、本来ならば新しい会員のお顔も拝見できることが望ましいのでしょうが、先程もお話があったように入会して半年や一年で辞められてしまうような方に入っていただいても意味がありません。入会したらロータリーに尽くしていただき、最後までまっとうしてくださるような方に入っていただきたいのです。私もこんな体ですが、辞めずにこうして依頼があれば喜んでお話に伺っております。友達が多いということは成功につながりますし、人と人との触れ合いは人生にとってとても大切なものだと思います。
私は終戦と同時に仕事を始め、57年になります。尋常高等小学校しか出ていない私が三菱重工の試験を受け、130人中、岐阜県から30名の採用の中に入ったのです。そこで5年間みっちりしごかれました。終戦後は国鉄に就職しましたが何という仕事もさせてもらえないまま、わずか一年で辞めることになりました。その後、20歳のときに今の仕事を始め、今日に至っております。この商売を始めて人と人とのつながりがいかに大切であるかを痛感いたしました。ロータリーでも多くの方々と友達になり、お話ができるということは年をとると余計に嬉しく、生きがいとなるのです。外へ出て人と会うということは私にとって元気の源であります。今でも週に2、3回は柳ヶ瀬に行っておりますが、そのために毎日頑張って会社に行っているようなものなのです。
　先程、会長さんからエトスクラブさんはバングラディッシュの子どもを小学校へ通わせるよう援助しているというお話を聞きました。学校へ通わせるのに一人当たり2500円かかるので、100名分の資金援助をしているのは本当にすばらしい活動だと感心しております。いいことは必ず自分の身にも返ってくるものです。少人数でクラブ運営も大変でしょうが、これからも頑張っていただきたいと思います。私も何かお手伝いできることがあれば協力したいと思います。私も以前はお金儲けに一生懸命になっておりましたが、26年前に病気をしてから病室のベットの上で、社会に奉仕し、尽くしてこそ人間なのだと悟ったのです。それからいろんな活動をするようになり、多くの人と出会い、世間が広くなったのだと思います。
　今、 ロータリーは会員減少の問題に悩まされておりますが、ライオンズと比べてみますと、やはりライオンズの方が会員数は勝っています。これはライオンズは例会が月に2回あるだけなのに対し、ロータリーは毎週行われているというところに一つ原因があるようです。仕事をしている上で毎週1回の例会出席はなかなか難しいものです。ロータリーの精神である職業を通じて社会に奉仕するということからも、自分の職業をないがしろにすることは、やはりするべきではないと思っています。
さて、企業の話に入りますが、今元気なのは自動車であります。トヨタは今年700万台を生産する予定で、中国、ヨーロッパ等全世界に工場を作る計画をしています。トヨタは世界一になる勢いで進んでいるようです。その裏にはトヨタの仕事はとても厳しいという実態があります。単価が安い上、品質に関しては厳しいので、一つでも不良品があれば全て返品されることもあります。そこには世界へ出してしまってからでは引き上げるのに経費もかかり、信用も失ってしまうことになるからです。三菱自動車のリコール問題はその点が甘かったのだろうと思います。わが社では月に100万個という製品を請けておりますが、その利益は全体の1〜2％です。飛行機は基数は知れたものですが、よっぽど利益があるくらいです。しかし、自動車製品は専用ラインがあるため、それを止めてしまうのは損をしてしまうことになるのです。こういったことからも自動車の下請け会社は大変な思いをしなくてはいけないわけです。
　最近は人件費の安い中国の進出が目立ち、中国人を雇う会社も多くありますが、私は高校を卒業した日本人を雇い優秀な人材に育てるほうが会社のためになると考えています。ただ、日本の若者はフリーターが多く、正社員になりたがらない傾向があります。そして、結婚を考え出す25歳を過ぎたくらいから雇ってくれないかと頼みにくることが多々あるのです。しかしながら、中国の勢いも徐々に下降気味で、建設機械などは減産の傾向にありますし、日本人の方が優秀な人材が多いのですから中国に負けないよう企業は頑張らなくてはいけないと思います。わが社の飛行機部門でも、新しい輸送機の製造に携わることになりましたが、部品が複雑でなかなか大変です。しかし、コンピューターや機械の発達で精度がよく早くできるようになっています。そして日本にはそれを使う優秀な技術者がいるのです。
このように自動車関係を中心に中部地方の企業は活気が出てきておりますし、景気も上昇も期待できそうです。皆様も自分の職業に誇りを持ち、継続していってほしいと思います。本日はありがとうございました。

会長・杉江正光　　会長エレクト・副会長・早瀬正英　　幹事　大野茂夫　　　会報委員長・森三智也