○5月10日(月) 第547回 ○ソング:君が代・奉仕の理想○行事:内部卓話 テレビ出演の裏事情 尾藤英邦(担当 ニコBOX)
○4月26日(月) 第546回 ○ソング:手に手つないで○行事:内部卓話(担当 新世代・青少年交換)
○5月17日(月) 第548回 ○ソング:我等の生業○行事:(担当 会報・クラブ歴史)
皆様、こんにちは。今日は体調が悪くちょっと息苦しい感じがしています。皆様も体調には十分ご留意ください。 話は変わりますが、少し前に高知競馬場で「ハルウララ」という百何回と連敗している馬に武豊騎手が乗るということで騒がれました。百何連敗もする馬の馬主の気持ちというか根性もすごいものだと関心していました。よく、それまで我慢して走らせてきたなと思います。 さて、先週は第1回の来期理事会が開催されました。これまで以上に楽しく、笑いのある例会にしていただきたいと思います。いよいよ、来期に向けてスタートしたんだなと実感しておりました。
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◎尾藤英邦:能と謡について 今日は、能と謡について少しお話させていただこうと思います。能は今から約5百年程前に現在の形のようになったといわれております。14世紀後半には能を代表する名手観阿弥を生みました。 観阿弥は、能を芸術的に高めたほか、音楽面での改革をも行って、大いに発展を促しました。この父観阿弥の偉業を受け継いで今日まで伝わる能の芸術性を確立したのが、世阿弥です。 能楽の楽器には、笛・小鼓・大鼓・太鼓の4種類が用いられます。各楽器の演奏者は専門職で、それぞれに流儀があり、楽譜や演奏法に特色があります。 能は舞台芸術であり、広い意味では 演劇、歌舞劇等というジャンルにも当てはまるかもしれませんが、全く違うものともいえます。 喜怒哀楽の表現を最小限にし、笑い声や泣き声はないのです。 私が先日名古屋市で助っ人として出演した能を説明しながら、一場面を紹介したいと思います。 醍醐天皇の盲目の皇子「蝉丸」の話で、前世の報いで盲目になったので父親である天皇に捨て子にされ、毎日泣きながら琵琶を弾いていたところへ姉君が通りかかり思わぬ再会を喜び合うという悲劇で 尾藤さんは「ツレ」として出演され、その一部を謡われました。 ◎早瀬正英:交換学生について 先日もお話しましたが、今うちにはノルウェーからの留学生がホームステイしています。17歳の男の子で、痩せ型でとてもハンサムなので学校でももてるそうです。日本の女性はどうも外人には弱いようです。 彼は40年続いている、AMSという国際交流の交換学生として日本へ来ました。なぜ日本を選んだのかというと、彼はノルウェー語と英語は話せるそうですが、文法がまったく違う日本語の勉強がしたかったそうなのです。彼の父親は教授で12ヶ国語が話せるということです。 彼の趣味はパソコンで、うちに来てすぐにインターネットをつなぐよう準備させられました。音楽も好きなので、もっぱらインターネットで取り込んだりしているようで、私たちではついていけません。 学校の方も頑張って日本語の勉強をしているようですが、留学生のほとんどの子は図書館へ行って勉強しているそうです。部活も音楽好きということで、ブラスバンド部に入りたいと言っていました。 ノルウェーという国は1923年に独立して以来、貧乏国でしたが、北海油田が発見されてから豊かな国となり国が国民にお金を使いたがるというお国柄のようで、大変恵まれた豊な国のようです。そのせいか、彼は日本に来て週に5日も勉強するなんて、と言っていたのが印象的でした。 現在のインターアクトの現状としましては、女の子がほとんどでアメリカに行きたいという声が多いようです。青少年交換の方も、日本へ来たいという人はたくさんいるようなのですが、受け入れる側の体制が整っていないので、断わっているような状態なのだそうです。これからの国際交流のためにも、受け入れる側の理解をもっと深めていく必要があると思いました。
会長・篠田伸実 会長エレクト・副会長・杉江正光 幹事 高橋陽一 会報委員長・生信良雄