皆様、こんにちは。晴天が続き空気が乾燥しております。2日前にも金華山で山火事があったようですが、今日は久しぶりに恵みの雨になりました。
ここ何日間でイラクで拘束された日本人が全員解放されました。日本にとってはいい形で解決でき、一安心ではないでしょうか。アメリカの同時多発テロ以来、「テロ、テロリスト」という文字を見ない日がないというくらい物騒な世の中になっております。
私はテロというと、もう30年も昔テロリストに間違われたとういう経験を思い出します。その頃、ヨーロッパや中近東を気ままに一人で旅しておりました。オランダでヒッチハイクをして車から降りようとした時、リュックサックに貼り付けられた日の丸を見て、警備隊員が私を引きずり降ろしそのまま監禁されてしまったのです。ずっと一人旅をしてきてこんなことは初めてだったので戸惑いましたが、ちょうどそのとき日本赤軍がオランダのアムステルダムで日航機をハイジャックした事件が起きたときだったのです。厳しい取り調べを受けましたが、パスポートから身元がはっきりとしたため何とか解放されました。その後、イギリスやトルコでもいきなり銃を突きつけられたこともありました。今回の事件でそんなことも思い出しました。
さて、今日は先日開催されました地区協議会の報告をしていただきます。いよいよ次期にむけて動き出したんだなと実感しております。

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◎杉江会長エレクト
昨日、地区協議会が開催され委員長の皆様にそれぞれ分科会に参加していただきました。兼任されている方についてはどちらかを選択していただきましたが、順番に発表していただきたいと思います。
まず、私の方から会長・幹事・会計の分科会の報告をさせていただきます。ここでは、来期のテーマである「ロータリーを祝おう」に基づきお話がありました。「あなたのクラブでロータリーを祝おう」 。「あなたの職場でロータリーを祝おう」。「あなたの地域でロータリーを祝おう」 。「あなたの世界でロータリーを祝おう」という4つのうち何か一つでも実行していただきたいということと、100周年にちなみ、愛知万博の開催に絡んで例会を行うという計画もあるようです。また、皆様にご協力いただくことが多々あると思いますのでよろしくお願い致します。
◎大野次期幹事
今回は会長も一緒だということで、真面目に最後まで出席させていただきました。100周年記念委員の総括である広江さんのお話の中で100周年記念日まであと311日であり、来期の後半が大変そうになりそうだと実感いたしました。とにかく一年間幹事として頑張りたいと思いますので、ご協力お願い致します。
◎樫詰次期会計
会計の話の中で色々な質問が出ましたが 、私は回答が不透明な部分が多いという印象を受けました。やはり会計というものはわかりやすく、明確にしなくてはいけないものだと思っています。例えば万博に対し我々は一人当たり1000円の協力金を出していますが、会場で例会を行いたいと申し入れても何の返答もないといった状況です。なんのための協力金なのかわかりません。地区への協力金についても使途をもっとはっきりさせるべきではないでしょうか。そういった意味でも、来期私はクラブ内では不透明な部分のないようにしていきたいと思います。
◎職業奉仕・R情報・新会員分科会：柳原次期委員長
まず、職業奉仕はロータリーの基本精神であり、自分の職業を通じて社会に奉仕するというお話がありました。また、会員増強に関連したお話があり、電話帳を見ると職業の分類は500余りあるのだから、そこに目をつければもっと会員増強できるはずだといわれました。そこで、来期は職業分類とも協力して会員増強に力を注いで欲しいとのことでした。10月16日にはセミナーも開催されるということで、また勉強してきたいと思います。

◎真鍋次期委員長
R情報の話としては、様々な情報を雑誌やインターネットなどを使って取り入れ、会員に流してほしいということでした。






◎クラブ奉仕・ロータリー家族：生信次期委員長
ロータリー家族委員会については、次期RI会長の方針の一つでもあり、「ロータリー家族をもっと巻き込んだロータリー活動を」というお話がありました。事前のアンケートの紹介もあり、おもしろいものでは名張のクラブで3〜4人のグループを作り、毎週木曜日にその中の一人のお宅を訪問するというものでした。その他、夫人を例会に参加していただくために誕生日を祝うとか、夫人だけの例会を行ってみるという意見などもありました。当クラブでも家族参加の例会を行ってはいますが、何かいいアイディアがありましたら教えてください。
◎新世代・青少年：岩村次期委員長
こちらの分科会では近年多発する青少年犯罪に対して、ロータリーでも何かできることをしていこうという活動の話がありました。すでに、登録された会員を学校へも講師として派遣したり、ロータリアンの職場の体験などを行っておりますが、その活動を紹介するHPを作成中とのことですので、またご覧下さい。また、このような青少年の問題には反社会的な犯罪と非社会的なものがあるというお話もありました。反社会的な犯罪とは刑事事件などですが、非社会的問題とは不登校であったり、フリーター、とじこもりなどであり、近年大きな問題となっています。このような問題の原因と対処の仕方を我々や学校、地域社会、世の中全体で考えていく必要があり、また継続して実施していくことが大切であるというお話でした。
◎職業分類・拡大増強・広報：園部次期委員長
拡大増強については、先程お話がありましたように職業奉仕とリンクして会員増強に努めていくというお話がありました。各クラブで会員増強をどうしたらいいかという話し合いはされているだろうが、それだけではなかなか前に進まない状況なので、地区で職業分類の見直しを図ってほしいということでした。電話帳を使ってリストアップし、未充填の職業をあたってみるという方法も提案がありました。また、女性会員のいるクラブはどんな雰囲気なのかと聞かれ、そういった環境を楽しんでいるとお話しましたが、他クラブの方から関心を持っていただけたようでした。会員増強については、様々な思いもあるようでしたが、とにかくこれまでの既成概念を取り払い、仲間を増やし楽しいロータリークラブにしたいというフランクな考え方でいいのではないかと思いました。
◎環境保全：田口次期委員長
環境保全の今期のスローガンは「1平方メートルの環境保全」というものでしたが、来期は「環境への一日一善」ということに決定いたしました。行動指針としましては、自分の得意な分野で環境に奉仕しよう、そして生活と自然の共生を考えよう、最後に各クラブの環境活動を伝えようというものです。多賀カウンセラーのお話の中で、環境とは個人が被害者であり加害者であると考え、大きな事ではなく小さな事から行動しようといいわれたのが印象的でした。活動紹介では、長良川RCが長良川環境レンジャーと連携して年3回ほど水質調査を行っているということ。また、中津川中央RCでは4年前より野生のメダカの調査、観察、保護、繁殖に取り組んでいるという紹介がありました。
◎国際奉仕・世界社会奉仕・R財団：日比次期委員長
R財団のお話が中心でしたが、その中で私の印象に残ったものは、奉仕というものは足元からというお話でした。まずは、職業、そして地区、社会、最後に国際だということですので、足元から着実に奉仕活動をしていきたいと思います。
◎杉江会長エレクト
これをもとに来期のプログラムを組んでいきたいと思っておりますので、よろしくお願い致します。