WEEKLY REPORT
第522号  No.10  2003年9月29日
手を貸そう       "Lend a Hand"

本日のプログラム
前例会の記録
次例会の予定

○9月29日(月)  第522回
○ソング:それでこそロータリー
○行事:
IM報告
(担当 )

○9月20(土) 第521回
○ソング:我らの生業
○行事:岐阜B分区7RC合同
ガバナー公式訪問
(担当 会長・幹事)

○10月6日(月)  第523回
○ソング:君が代・奉仕の理想
○行事:

(担当 R財団・米山)


地区役員紹介   伊達ガバナー
・竹腰ガバナーエレクト      ・辻ガバナー補佐
・広江100周年記念委員長     ・豊田インターアクト委員長     ・奥住財務委員長
・藤田米山奨学会委員長     ・林国際青少年交換委員長     ・下野大阪コンベンション委員長
・川島次期代表幹事         ・浅村R財団委員長          ・小林ローターアクト委員長
・金山広報委員長
        ・近藤青少年育成委員長

開会挨拶   岐阜南RC 安江会長
皆様、こんにちは。本日は伊達ガバナー、竹腰ガバナーエレクト、及び辻ガバナー補佐をお迎えし、合同例会を行うこととなりました。伊達ガバナーにおかれましては、遠方よりお越しいただき、誠にありがとうございます。7クラブ会員一同心より歓迎申し上げます。
伊達ガバナーは、皆様ご承知のとおり、四日市市の旧家に生まれ、東大法学部を卒業後、地元で学校法人伊達育英会理事長を務めておられます。商工会議所においても、常勤国際文化観光委員長として国際交流に貢献していらっしゃいます。

2003ー2004年、2630地区ガバナーに就任の折、私共にメッセージをいただきました。その一部をご紹介させていただきます。「その土地その土地で草花が色々な香りと異なった美しい花を咲かせるように、ロータリーの奉仕の花もその土地、町や村に合った形や大きさで花を咲かせればよい。思いやりと愛と平和に包まれたクラブこそ美しい奉仕の花をさかせる。」という感銘深いお言葉を頂戴いたしました。
この主旨は地区目標として、2つ目の原点に戻ろう、又3つ目の会長賞への挑戦と共に活動の指針として取り組んでいきたいと思っております。
ロータリー誕生100周年という節目に立ち、会員一人一人がロータリアンとしての日々の反省の中から、時代、地域にマッチした新しい実践活動を展開していく必要があります。そのためにも温故知新の精神で絶えず原点に戻り、ロータリーの本質を考えることが大切であると考えております。
この一世紀の間、不変であるものは職業奉仕の理念であろうと思います。ガバナー別紙にありますところの「人間は精神的な存在で他者のために尽くすことで誠の心の幸せを得られる。その意識の転換で職業奉仕と職業倫理が確立する。」 さらに、これを出発点とし、他の奉仕活動に参加することで、ロータリーの質が高まるというものです。それが、ひいてはRI会長が今年度のテーマとしておられる「手を貸そう」の理念につながると考えます。
本日はこのような機会を得られたことを心から感謝いたしまして、私の挨拶に代えさせていただきます。ありがとうございました。

出席報告   笠原出席委員長(岐阜南RC)
@岐阜南RC   67/100   63.21%
A岐阜東RC   44/75    70.59%

B東南RC     26/41    63.41%

C加納RC     54/81    66.67%

@エトスRC    21/33    63.63%
A岐阜城RC   22/39    58.33%

B中仙道RC   25/32    78.13%

ニコBOX   杉山委員長(岐阜南RC)
伊達ガバナー
ガバナー公式訪問にあたり、会員の皆様のますますの御活躍と各クラブの一層の御発展をお祈り申し上げます。
辻ガバナー補佐
本日は伊達がバナーをお招きして岐阜B分区合同例会を開催できますことを感謝いたします。

伊達ガバナースピーチ  「手を貸そう」
改めまして、皆様こんにちは。本日はこの2630地区の合同例会に出席させていただけることを楽しみにしておりましたので、大変光栄に思っております。
まず始めに、今年度RI会長のジョナサンの紹介をさせていただきます。皆さん既に御存知かと思いますが、今年度の会長はロータリー700年の歴史の中で初めてのアフリカ出身の方であります。そのジョナサンの掲げられたテーマが「Lend a Hand 手を貸そう」
です。そして4つの強調事項として家族委員会の設置、識字率向上、貧困・医療の問題を取り上げています。貧困の問題を取り上げるところなどは、やはり低開発国出身の会長であると思います。
この「手を貸そう」というのは、弱い者、貧しい人を助けようということですが、心の中に人間の愛があってできることだと思っています。そういった意味も含め、11月8、9、10日の地区大会のテーマを「人に愛を」としました。また、それを思っているだけではなく、行動に移さなくては意味がないということで、「行動するロータリアン」というサブタイトルを付けました。
地区大会の2日目には四日市出身のジャスコ創業者、岡田たつやさんをお迎えし「なぜ、どうして事業を起こすのか」というテーマで講演していただきます。皆様、楽しみにしていただきたいと思います。
また、地区大会の初日には青少年育成委員会の活動について話し合いたいと考えております。この青少年育成委員会に関しましては服部ガバナーの年度にガバナー会で既に決定されている委員会であります。社会奉仕については時代に沿った活動をするべきであり、今、我々は何をするべきなのかを考えました。現在の日本の最大の問題は青少年問題であり、青少年の教育の問題をどうすればいいのか、ロータリーとしても何かしなければならないのではないかということになりました。そこで、埼玉の須田パストガバナーが既に実行されておられたプログラムが非常にいいということで、紹介されました。その内容は@学校の評議委員に参加する。Aロータリーにはいろいろな職業の方がおりますから講師として教育委員会にリストを提出し、小学校や中学校へマナーや経験談を話す。先生の話はなかなか聞かないが、ロータリアンの話だと子供も素直に聞くことができる。B私たちロータリアンの職場へ子供たちを招待し、体験させて効果を上げている、というお話でした。
今の日本に不足しているのはそういった教育ではないでしょうか。先日読んだ雑誌の中で評論家が「ある韓国人が日本には教育がないと言った。韓国では子供が両親、大人を敬うように教育されている。そういった教育が日本にはない。」ということを書いていました。また、有名な哲学者は「教育とは人類の先人が築いた貴重な財産を次の世代へ引き継いでいくことである」と言っています。ところが今の日本の若者は、親、先生など目上の者を敬う気持ちなど全くなく、引き継がれていく財産もなく、ゼロの状態になってしまったといえるのではないでしょうか。そんな中で我々ができることは、子供たちにルール・マナーを教えること、教育していくことなのです。こういった活動が全国組織で動き出しておりますし、この地区でもやっていこうということで、青少年育成委員会を立ち上げることとなったわけです。これは各クラブでも新設していただいてもいいですが、新世代委員会の中で扱っていただいても構いませんので、ご協力をお願いいたします。
最後に私の今年度の目標として、「原点に戻ろう」ということを掲げておりますが、これに関してはロータリー100周年という節目を迎えるにあたり、初心に戻ることが大切ではないかと考えたからです。長い歴史の中、ロータリーも右往左往してきたのも事実です。お金を集めることばかりに一生懸命になり、ロータリーの本質を忘れかけた時期もありました。
しかし、本来ロータリーの根底にあるものは変わっていないはずです。一つは信じあえる仲間との親睦、そして職業を天職と考える職業奉仕の精神です。すさみきったシカゴの町でポール・ハリスがロータリーを立ち上げるきっかけとなった、人のために職業を役立てようという精神、信頼できる仲間つくり。この原点に戻ることができたらいいなと考えるのです。また、このような精神をこの地域にもっと広めることができたら、素晴らしい地域が作れると思います。
今度の地区大会には日本のロータリーのトップともいえる大阪の周坊さんにお越しいただいて、お話をうかがうことが決まりました。以前に「今日における職業奉仕の重要性について」というテーマで世界のロータリアンの前でお話をされ、絶賛された方であります。きっと素晴らしいお話が聞けると思いますので、ここでお知らせしておきます。
では、皆様のますますの御活躍をお祈りして終わりとさせていただきます。本日はありがとうございました。

閉会の挨拶 岐阜南RC 吉良副会長
伊達ガバナー、辻ガバナー補佐、そして竹腰ガバナーエレクト、本日はありがとうございました。多忙な日々が続いておられることと思いますが、お体を大事になさって今後も御活躍ください。
又、本日御出席いただきました各クラブの会員の皆様、ご苦労様でございました。これで合同例会を終了させていただきます、ありがとうございました。

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岐阜エトスロータリークラブ
例会日 毎週月曜日 12:30〜13:30
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会長・篠田伸実   会長エレクト・副会長・杉江正光   幹事 高橋陽一     会報委員長・生信良雄