○8月16日 (土) 第517回 ○行事:木曽川清掃東南・エトス合同 (担当 社会奉仕)
○8月4日 (月) 第516回 ○ソング:君が代・奉仕の理想○行事:内部卓話 宮崎 淳様(元笠松中学校長) (担当 新世代・青少年交換)
○8月24日 (日) 第518回 ○ソング:我等の生業○行事:トンボ池清掃(担当 社会奉仕)
宮崎 淳様 (元巣南・笠松小校長 元公民館長) 陳 晋恩さん (元米山奨学生) 柴垣妙子さん (長良高校インターアクト) 安達麻生子さん (長良高校インターアクト)
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◆べネファクター表彰 国際ロータリークラブより、真鍋パスト会長にべネファクターの表彰が届いております。おめでとうございます。 ◆R情報委員会:寺田委員長 8月21日IGMを開催いたします。リーダーは岩村さん、委員会から寺田、理事役員、早瀬さん、出席義務者は赤塚さん、大野さん、田村さんとなっております。テーマは一年を通して「楽しいロータリー生活」ということでございます。場所につきましてはグランドホテルを予定しておりますが、決定しましたらご連絡させていただきます。 ◆インターアクト委員会:早瀬委員長 昨日、今日とインターアクトの年次大会が開催されました。内容についてはインターアクトの会長さんから紹介していただきたいと思います。 安達インターアクト会長 今回、一番心に残っていることは、長良川の鵜飼です。各国の方々に喜んでいただけたことはもちろん、私たち長良高校の生徒の中でも鵜飼舟に乗った経験のないものばかりで、思い出に残る体験となりました。また、韓国の人達と、自己紹介をし合ったり、とてもいい交流が出来たと思っています。 ◆会員増強委員会:田口委員長 8月2日(土)会員増強委員会のセミナーに参加してまいりました。簡単に報告させていただきますが、セミナーの中で福井パストガバナーがロータリー歴3年未満の会員が全体の22%、10年以上の会員が40%という数字から、いかに若い方の退会が多いかという問題を指摘されました。そのことの防止が会員減少の歯止めになるのではないかというお話がありました。また、いくつかの代表クラブの発表があり、中津川のクラブではゴールド会員という制度を作り、高齢者は会費も少なくしていたり、代理出席もビジターとして出席扱いとする等、いろいろな試みをされておられ、ここ2〜3年、退会者0ということでした。いろんなお話を聞くことができ、大変勉強になりました。 ◆ゴルフ同好会 8月21・22日の遠征ゴルフの件ですが、現在申し込み者17名ということで、まだ余裕がございます。是非ご参加いただきたいと思います。
◎社会奉仕委員会:園部委員長 今年度、社会奉仕委員会では「地球規模の視野に立ち、地域社会の発展と生活環境の向上のために活動する」というテーマを掲げております。その一環として、恒例の長良川の清掃のほかに、本日のお客様宮崎先生がバックアップされているトンボ池の清掃活動を取り入れることにいたしました。 宮崎先生のプロフィールを簡単に紹介させていただきますと、巣南・笠松小学校校長を経て、笠松公民館館長に就任後、現在に至っておられます。現在も環境保護にご尽力いただき、「木曽川を守る会」「トンボ池を愛する会」で活躍されておられます。 ◎宮崎 淳先生卓話 皆様こんにちは。幸か不幸か、トンボ池といえば宮崎という印象が根付いてしまい、なかなか引退させてもらえずにおります。そもそも、40年の教職生活を終え、今度は何を奉仕させていただこうかと考えておりましたところ、公民館の館長の席が空いているからと、就任したことから始まりました。 ちょうどその頃、笠松町も町政100周年を迎え、何か記念になるものをということでしたので、木曽川の河原の中にトンボ天国と名付けられた場所の整備作業をすることになったのです。遊歩道をつくり、町民が遊びに来たり、勉強しに来たりできるような憩いの場所にすることが目的でした。 木曽川は川島町で北と南に枝分かれし、北の方が本流として笠松町に流れてきておりました。しかし、河川工事で流れをまっすぐにし、笠松町へ流れてこないようにしたために、その川の流れの後の深みが池として残りました。それが現在のトンボ池、中池、古池、造成池、まこも池の5つです。 このトンボ天国は「野外の博物館・自然の教室・天然の美術館・やすらぎの里」をテーマにつくられましたが、私がいろいろと勉強して出した案は外国にもあるような観察の細道といった自然をいかしたものでした。しかし、土木の専門家の意見では、車椅子でも通れるような道をということで、きれいで大きな道が造られました。 そういった開発の結果、トンボの数は減り、私が悪者になってしまいましたが、一度こうなったものを元に戻すことはできないので、今後どう環境を改善していくかが課題であります。 池というのは地理学的にいうと河跡湖といって、河のあとにできた湖という意味ですが、始め建設省はこの池を埋めて堤防にしようと考えておりました。しかし、その後トンボ池にムスジイトトンボという珍しい貴重なトンボが発見されたため、埋め立て反対者が陳情し、中止となったのです。 今、世間でも環境問題が大きく取り上げられ、笠松町としてもトンボ池をなんとかよい環境にしたいと考え、トンボ池を守る会や整備委員会を設け、検討中でありますが、予算も少なく難しい状態です。 私は、トンボ池を復活させるためにはブラックバス等の外来魚の対策や枯れていく水の問題等、しっかりと環境調査する必要があると考えております。 本日のテーマであります「なぜトンボ池を残す必要があるのか」ということについても、私が思うことはトンボ池に珍しいトンボがいるからという理由だけではなく、この環境を保持し、次世代に残していく必要があるからだと考えるのです。トンボが減ってしまったのは、開発と外来魚が理由だと考えられますが、その問題を解決していくことが我々人類の繁栄にもつながるのではないかと思っています。 皆様のように、トンボ池をきれいにしようと活動してくださる方もいる反面、まだ、ゴミを放棄するなど心無い行いをする人もなくならないことは、大変嘆かわしいことです。 ここで、お手元にお配りしました年表の概要を少しお話いたします。約400年程前、天正の時代に木曽川の主流が現地に変わったといわれております。そして、30年程前にトンボ天国が発祥し、昭和60年代になると「岐阜県の名水」「ぎふ水と緑の環境百選」そして「木曽三川36景」に選定され、世間からも認められるようになりました。その後、笠松町としては草刈程度の作業はしておりましたが、環境保護のために特別なことはしておりませんでした。そうした中、岐阜県の絶滅のおそれのある野生生物にカワネジガイやオニバス、イヌタヌキモ、アサザが指定され、自然保護について真剣に考えなくてはいけない時期にきていると実感いたしました。 今回、当クラブの皆様がよりよい環境をつくろうと協力してくださることはほんとうにうれしく思います。今後ともよろしくお願いいたします。つたない話でありましたが、ご清聴いただきありがとうございました。 ◎会長挨拶 宮崎先生、ありがとうございました。我々は例年長良川の清掃活動を行ってきましたが、もっと意味のある奉仕活動はないだろうかと考えておりました。そんな時、栗林パスト会長が新聞でトンボ池の特集を目にされ、提案されたところ、先生は当クラブの森会員のおじ様にあたるということで、これは何かご縁があると思いました。お力になれるかどうかわかりませんが、今度8月24日にトンボ池の清掃活動を行います。インターアクトのメンバーにも是非ご協力いただけたらと思っておりますので、よろしくお願いします。
会長・篠田伸実 会長エレクト・副会長・杉江正光 幹事 高橋陽一 会報委員長・生信良雄