WEEKLY REPORT
第504号  No.36  2003年4月21日
慈愛の種を播きましょう      "Sow the Seeds of Love"

本日のプログラム
次例会の予定
前例会の記録

○4月21日 (月) 12:30 第504回
○ソング:それでこそロータリー
○行事:クラブアッセンブリー
(地区協報告)
(担当 会長エレクト)

○5月12日 (月) 12:30 第505回
○ソング:君が代・奉仕の理想
○行事:外部卓話
(担当  出席親睦)

○4月14日 (月) 12:30 第503回
○ソング:我等の生業
○行事:内部卓話
(担当クラブ奉仕)


会長挨拶    真鍋 貞典会長

皆様、こんにちは。満開だった桜も先週の雨でほとんど散って、すっかり葉桜の状態になってしまいました。日本人はぱっと咲いてぱっと散る桜を潔しとして、その短く目いっぱい咲く様を愛です習慣と言いますか、文化があります。たしかにはらはらと風に舞い散る様は花吹雪というに相応しいものがあります。しかし、それは単にその様をほめそやしたことだけではなく、次に芽吹く若葉の生命感をも含めて、その美しさを愛でているのではないかと私は思っております。近郊の山々は冬の重い感じの色から、どことなくやわらかさを感じる淡いパステルカラーになりました。若々しい生命がそこかしこで萌えています。
さて、イラクでの戦争は、バグダットの制圧とともにほぼ目処がつき、早くも戦後の復興の問題が表面化しています。それにつけても無政府状態となったバグダットの荒れようはどうでしょう。略奪が行われる様子はこうも変わるかと思わされます。国立博物館の175点もに及ぶ大切な物がすべて取られているようです。目には目、歯には歯の有名な  も一部壊されて取られているようです。フセインの恐怖政治の下で抑圧されていたものが、一気に爆発しているようです。米軍がバグダットに進行して行くと一部の市民が大歓迎の様子で手を振って騒いでいる様は、本当に喜んでいるのでしょうか。それとも戦乱の続く国で強い者に寄りそう変わり身の早さなのでしょうか。いずれにしても、米軍の都合のいい場面ばかりが画面に流れているのでしょうが、あのフセインの銅像が引き倒される様子は象徴的でした。北朝鮮の金正日が見ていてどう思っていたのだろうと思わず考えてしまいました。
戦後の復興に日本はどう参加していくべきでしょうか。かなりのお金を出すことになるのでしょうが、アメリカのいいようにされるだけでは、私どもの税金が無駄になります。ポチ外交と言われて、米英と戦争に不参加の仏独ロの主導争いの狭間で物言わぬ日本であってほしくないものです。
話は変わりますが、先週ありました理事会の報告をさせていただきます。まず、親睦委員会より家族忘年会の収支決算報告があり、承認されました。続いて新緑例会についてはちょっと調整が遅れておりますが、委員会さんでただ今調整していただいております。オバイドルさんからの現在の基金の報告について杉江さんよりお話があり、今期50万円の送金を確認しました。


来客紹介 出席報告
 
本日のホームクラブ 先々週の補正出席率

 24/34 70.58% 

 27/35 77.14%

ニコBOX

真鍋貞典会長
尾藤さん、岩村さんお久しぶりです。お疲れさまでした。
石田光政
岐阜カントリースクラッチ競技、予選第12位にて通過。来週36ホールの決勝戦です。なんとかベスト10に入る様、頑張ります。又4月16日の全日本パブリックアマチュアゴルフ選手権も楽しんできます。
篠田伸実
投函金は全てゴルフで武藤様にとられました。最後の千円です。
赤塚武彦
岩村さん、お疲れさまでした。
尾藤英邦
お久しぶりです。色々と厳しい状況の中、それなりにやって参りましょう。
杉江正光
岩村さん、誠に残念です。息子、娘も残念がっております。協力不足でごめんなさい。クヤシー・・・
寺沢祥一
田村さん、先日は大変お世話になりました。おかげで大変喜んでおられました。
横山栄祐
アメリカの中東戦略がイラクだけで終わればよいと思いますが・・・樫詰さん、柳原さん、岩村さん、森さん、日比さん、娘の入学祝ありがとうございました。
田口利満
春うらら、というより初夏の様な日よりです。スギ花粉の時期も過ぎアウトドアを楽しみます。
園部貴敏
この不景気の中、前年比138%を達成する事が出来ました。また県下の東京海上の代理店で10位以内と、エトスの皆様の支えがあればこそと感謝致しております。。
岩村孝行
御無沙汰、桜も散ったが・・・
田村 豊
寺沢さん、無事終わりました。ありがとうございました。後藤先生には大変お世話になりました。早瀬幹事に4月19日は大変ご無理なお願いをします。


委員会報告

◆幹事会報告:
1.長良川ホテル閉館にともない、例会場の移動
岐阜R・C、岐阜東R・C、岐阜城R・C・・・ルネッサンスホテルへ。例会日、時間は変更なし。
2.岐阜西R・C職員、大橋さん結婚祝い・・・事務局より1万円贈る。
3.加納R・C25周年記念式典・・・祝儀は各クラブ1名1,5000円。
◆社会奉仕委員会
 長良川清掃に関するお願いです。岐阜新聞・岐阜放送の呼びかけで「長良川を美しくしよう」という運動が4月29日(祝)に行われます。午前6:30より、いつもの場所にお集まりいただきたいと思いますので、参加していただける方はよろしくお願い致します。
◆ロータリー情報:石田光政
 4月17日(木)、午後6:30より、グランドホテル「華川」にてIGMを行います。テーマは「国際奉仕について」、リーダー栗林さん、寺沢さん、田村さん、日比さん、私の5名で有意義な会にしたいとおもいますので、よろしくお願い致します。
◆会計:園部貴敏
 3月当初よりお願いしておりました、ポリオ撲滅キャンペーンの寄付金ですが、未入金の方が9名みえますので、24日までに入金していただきますようよろしくお願い致します。
◆次期幹事
 4月19日(土)、四日市大学において、地区協議会が開催されます。午前9:30に「まほろば」に集合していただき、そこからマイクロバスで皆さん一緒に行きたいと思いますので、よろしくお願い致します。


内部卓話:「私の職業」(担当 クラブ奉仕)

◇榎本光伸
今日は「私の職業」についてということでお話させていただきますが、現在、私は「アマデウス」という会社で、なんでもやっています。また、いろんな事務局をボランティアで請け負っておりますので、まずはそのことについてお話したいと思います。
現在は県の関係の事務局を4つ引き受けておりますが、一つは、「匠の会」というもので、これは長良川かいわいの料理人、料理に関する流通関係の方、料理を愛好する人達、そして経営者の方々といった130名程の集まりの会です。
二つ目は、「岐阜県芸術文化会議」というもので、岐阜県の芸術家、文筆家や、書道家、画家といった著名な方々の集まる会です。月に一度、芸術に関っている方の講演を聞く、文化講座を開いています。こういったことを中心に芸術・文化を広めていく活動をしている会です。
三つ目は、「岐阜県日本酒党」というもので、日本酒を愛好する人達の集まりですが、日本酒造組合、小売酒販、卸売酒販がベースとなり、一丸となって進めています。匠の会の関係上引き受けることになりました。
最後は、「21世紀イベント岐阜県推進協議会」というもので、イベント業界の60社が加盟しているものです。岐阜もイベントを数多く行いますが、どうしても大きなイベントとなると東京中心の大きな会社へ依頼しがちですが、そうではなく地元のイベント業者が中心となってやっていこうということで、2年ほど前に結成されました。
以上のような会の事務局というのは、仕事のようなそうでないようなものですが、「匠の会」にしても、「岐阜県芸術文化会議」にしても著名な、普通ではなかなかお話もできないような方々と出会い、お話することができることは、とてもうれしく思っています。
「アマデウス」という会社は当初は建築設計を請け負うつもりで、13年前に立ち上げましたが、将来的なことを考えると建築設計だけではやっていけないのでないかと思い、何でもやっていけるような名前にしました。最近取り組んでいる仕事は、「FMわっち78.5」というもので、5〜6年前に当社が事務局をやっていた若手経営者の100社程で結成しました岐阜市活性化推進コンソーシアムの提案からでてきたものです。そして去年の7月にやっと開局となったわけです。これもほとんどボランティアでやっているようなものですが、岐阜の活性化のためにと思い、厳しい現状ですが頑張っております。
◇田口利満
今日は私の職業についてということで、ここ10年程前から対策に頭を痛めております「シックハウス症候群」についてお話します。 皆さんの周囲に、せっかくマイホームを持ったけど子供たちが情緒不安定、自分自身も体調がすぐれないなどという人はございませんか?こんな時は「シックハウス症候群」を疑ってみてください。これはすなわち“病気の家”ということです。まさか自分の家がそう呼ばれようとは思ってもみなかったでしょう。大変申し訳ないことですが、私たち建築業者もあまり知識を持ってなかったのです。 そこで、今日はまず「シックハウス症候群」の自覚症状と考えられる症状を挙げてみましょう。 家の中にいると
・イライラする、だるい、集中力がない
・目がちかちかする、充血する、涙が出る、鼻水が出る
・喉の痛み、せき、くしゃみ、喘息、呼吸困難、頭が痛い
・疲れやすい、微熱、筋肉痛、肩凝り ・不眠症、いつも眠い
・皮膚に湿疹が出る、かゆみ、冷え性、便秘気味
・子供がアレルギー症状、アトピー
以上のような症状の続くときは「シックハウス症候群」を疑ってみてください。これは、今日私たちの居住環境が高気密、高断熱住宅となり、より快適な住環境になった反面、このような問題が起こってきたのです。 そこで問題となる室内空気中の有害化学物質のいくつかを上げて、その発生源とどんな影響があるかを挙げてみました。
・ホルムアルデヒド=木質建材の接着剤、壁紙の糊など・・・せき、胸の痛み、喘息、慢性呼吸器疾患
・トルエン=ニス、接着剤、木材保存剤など・・・中枢神経疾患
・キシレン=ニス、ペイント、接着剤など・・・中枢神経疾患
・パラジクロロベンゼン=防虫剤、防ダニ材、消臭剤など・・・粘膜への強い刺激
・スチレン=発砲スチロール、断熱材など・・・脳、肝機能障害
・クロルピリホス=防蟻剤、殺虫剤など・・・中枢神経疾患
・フタル酸エステル=塩ビ製床材など・・・生殖器異常
・エチルベンゼ=塗料、接着剤・・・肝臓、腎臓機能障害
以上のように、これまでは私たちの知らないうちに有害物質を吸い込んでいたのですが、今は徐々に農水省、国土交通省などで建築に使う材料にはこのような薬品の使用を制限するようになりました。 しかし、もう出来上がってしまっている建物では、その持ち主が自己防衛を考えなくてはなりません。その対策で一番簡単な方法は、その建物を造り替えることです。でもそれはだれもが出来ることではありません。そこで簡単な「シックハウス」対策を考えてみました。まず、第一に換気に気をつけるということです。積極的に窓を開け、建物の通気に気を配る。そして天気の良い日には家中の空気を入れ替える。締め切っているときには浴室、トイレ、台所などの換気扇を回す。家具などの配置に気をつけ、通気性を良くする。夜間でも寝室のどこかを開けておく。など5〜6分換気をするだけで、部屋の中のホルムアルデヒドの濃度はかなり減り、屋外と変わらなくなります。その後、締め切りにすると4〜5時間で元の濃度に戻ってしまいますので注意してください。次に適度に湿気を持たせるなど、湿度に気を配るということです。そして原因になる物は何かを知り、身の回りに置かないことです。特に子供部屋は面積の狭い割に持ち込むものが多いので注意してください。 今年の7月1日から建築基準法が改正され、ホルムアルデヒド発散建材の使用規制、並びに換気設備の設置義務化が必要となります。これは特に住宅の換気において計画換気という言葉が新しく言われているようになり、部屋の中の空気が1時間に0.5回程度入れ替えることが必要となってくるとのことです。又、建物の中の空気を滞留させないとか、空気の取り入れに際して冷たい空気の侵入の抑制や給気量の制御などの「シックハウス」を無くすための対策を初めから計画することを求められるようになります。 皆さんのお住まいで、今まで私が申し上げたような症状があれば、ぜひともご相談ください。又、新築やリフォームについてもなんなりとお声を掛けてください。

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岐阜エトスロータリークラブ
例会日 毎週月曜日 12:30〜13:30
例会場 岐阜グランドホテル TEL:058- 233-1111
〒502-8567 岐阜市長良648
事務局 〒500-8833 岐阜市神田町2丁目  岐阜商工会議所3F
TEL:058-264-9235  Email:ethos@newsclub.ne.jp

会長・真鍋貞典  会長エレクト・篠田伸実  副会長・高橋陽一  幹事・早瀬正英  会報委員長・田口利満