WEEKLY REPORT
第500号  No.32  2003年3月24日
慈愛の種を播きましょう      "Sow the Seeds of Love"

本日のプログラム
次例会の予定
前例会の記録

○3月24日 (月) 12:30 第500回
○ソング:手に手つないで
○行事:バゼッション
新しいプログラム
(担当 プログラム)

○3月31日 (月) 12:30 第501回
○ソング:奉仕の理想
○行事:外部卓話
あしたの会
(担当 社会奉仕)

○3月17日 (月) 12:30 第499回
○ソング:それでこそロータリー
○行事:アッセンブリー
(担当 会長エレクト)


会長挨拶    真鍋 貞典会長

皆様、こんにちは。かなり春めいてまいりました。昨日の日曜午前はずい分暖かく、長良川堤を車で走っていますと、あちこちで土筆をとる家族連れが見られましたし、河川敷のグランドでは草野球やソフトボールを楽しむ人達がたくさん見られるようになりました。また車を止めて様子を見ていると、河原の雑木の中からは、うぐいすの鳴き声も聞くことができました。三寒四温というのはちょうど今頃の様を言うのでしょうか。もうすぐ本格的な春となります。
さて日本経済の迷路は出口があるのでしょうか。先週、株価は8000円を割り込み、20年前の基準まで落ち込んできました。小泉首相はこの状態になっても改革を押し進めることが大事の一点張りで、竹中大臣は実体経済の内容は株価の落ち込みとは違って、それほど悪くないと言い切っています。どう見ても、これといった打開策はないと言っているようにしか見えません。
顔を合わせれば、朝から晩まで不景気だ、不況だと騒いでいますが、不思議なことにその割には貧しくなっているという実感はないのではないでしょうか。分からないことをあげると、この正月休みの海外旅行の多さです。過去最高という話です。ある読み物では、高級ブランド品の売れ行きのことを書いていました。ルイヴィトンの昨年の売上げ高は邦貨に換算すると4500億円で、このうち約36%にあたる1620億円が日本での売上げであり、実に前年の15%増だったそうです。こういった数字は、経済を勉強された皆様方なら分析できるかも知れませんが、私のような畑違いの勉強しかしてきていない者にはよく分かりません。昔の物がなかったころを知っている私にすれば、不況といってもまだ結構みんな贅沢しているのじゃないか、いや贅沢な生活から切り替えることができないでいるのかもしれません。
もう一つ、私は勉強不足でよく理解できませんが、最近インフレターゲットという言葉を耳にします。解説によれば、デフレによって物価が下がり、利益は薄くなり益々落ち込んでいくので、お札をどんどん刷って消費を刺激して物価を意図的に引き上げていこうという金融政策だそうです。人体の血圧降下と同様に物価の下落は不健康な傾向らしく、カンフル剤をうつのが必要そうです。
しかし私たち消費者は、だいぶ小得をしているような気がしています。私は先日初めて100円ショップに行きました。ビックリしました。これで100円?というものばかりでした。家電の安売り店に行っても、ずい分安くて驚くことも多いです。それぞれ企業努力しているのでしょう。日比さんに100円寿司の岐南町の店を教えてもらい、行ってみました。大きい駐車場に大きい店内、超満員でした。順番待ちで隣になった同年代の人と話をしてみましたら、安いのはいいことだ、それなりの品質で安くお腹がふくれるのはいいことだ。前回きて満足したから、家族を連れて来た、と言っていました。こんなところを見ていると、企業も消費者も頑張っている、たくましいなと思ってしまいます。それなのに、この安いのがだめだというのはよく分かりません。今流行りのギャグではないのですが、なんでだろう、なんでだろう、というひとり言がこぼれてきます。
話は変わりますが、金沢さんが御栄転になられますので、今月いっぱいで退会となります。後ほど御挨拶いただきます。
いよいよ次期の本格的なスタートとなります。今日のプログラムは次年度テーマ「手を貸そう」です。よろしくお願いします。


来客紹介 出席報告
 
本日のホームクラブ 先々週の補正出席率

 22/35 62.85% 

 30/35 85.71%

ニコBOX

真鍋貞典会長
篠田さん、お疲れ様でした。いよいよですね。その気になりましたか。
早瀬正英
インターアクト年次大会報告書、完成で終了です。皆さんありがとうございました。
石田光政
本日3月17日は34回目の結婚記念日です。
寺田 稔
年度末になるとどうしても交通渋滞になるのでしょうか。公共事業とはそんなものなんでしょうかねー。渋滞にまきこまれた一市民より。
篠田伸実
15日に会長エレクトセミナーでお勉強してきました。昨日までのワタシとチョットちがうかな?
尾藤英邦
花粉症にてとても難渋しています。しかし酒量は相変わらずです。(今日も多勢のご投函ありがとうございます)
杉江正光
3月8日から一週間カジノ旅行でオーストラリアへ行ってきました。成果はマイナス。一日遅れで出発しましたので往復は一人旅。カジノからの送り迎えは超豪華なリムジン。ちょっぴり優越感にひたってきました。
金澤正雄
この度名鉄トヤマホテルへ転勤することになりました。皆様方には10年余の暖かい友情を賜り心から感謝しております。富山へお起しの節は是非お立ち寄り下さい。
寺沢祥一
田村さん、この度は大変お世話になります。
横山栄祐
いよいよ第三次世界大戦が始まろうとしています。
樫詰庄ニ
横山さん、いつもすいません。
生信良雄
どやら息子が嫁をもらう決心をしたようですので。
田村 豊
広江先生3月12日には大変お世話になりました。後藤先生には重ねてご指導下さいまして、誠にありがとうございます。

委員会報告

◆インターアクト委員会 田村 豊委員長
皆様のメールボックスに第25回インターアクト年次大会の報告書を入れておきました。ご協力ありがとうございました。
◆同補足  早瀬正英幹事
報告書の一番後ろに収支決算報告書がついておりますので、お目をお通しください。お陰様で予算より少なく済むことができました。ありがとうございました。
◆幹事報告 早瀬正英幹事
国際ロータリー2004年国際大会への参加希望者数に関するヒアリングの用紙が届いております。2004年に大阪で開催されます国際大会の参加者の予測のためご協力ください。締め切りは3月25日必着です。
◆退会挨拶  金澤正雄
皆様、長い間大変お世話になりました。先日、本社から呼び出しがあり、少し苦労してこい、ということで名鉄トヤマホテルへの転勤を言い渡されました。14日に富山へ行ってまいりましたが、ホテル戦争が激しく、経営はかんばしくありません。本当に一苦労してこなくてはいけないようです。このグランドホテルからの景色も素晴らしいですが、トヤマホテルも最上階からの立山連邦を望む、大パノラマは素晴らしいです。その時も残念ながらお客さまは、私以外に2〜3組でした。是非、皆様機会がありましたらお立ち寄り下さい。4月1日付けの赴任となりますので、今月中は顔を出したいと思っております。またエトスの皆様には当ホテルをごひいき頂き、ありがとうございました。後任の者も入会するよう言っておきますので、ご心配なく。10年間、いろいろな経験をさせていただいたことをいかしながら、頑張ってまいります。皆様本当にお世話になりました。


クラブアッセンブリー  次年度テーマ 「手を貸そう」 (会長エレクト)

◇篠田伸実会長エレクト
先週の土曜日、四日市で会長エレクトセミナーが行われました。2630地区の80名のエレクトが集まり、いろんな情報交換ができ有意義なものでありました。
今期のターゲットは「慈愛の種を播きましょう」ということでしたが、次期のターゲットは「手を貸そう」です。また次期RI会長にはジョナサン・B・マジアンさんという方に決まりました。創設以来初めての黒人、初めての低開発国の人であります。今もナイジェリアで弁護士をされており、素晴らしい哲学を持った人だという印象を持ちました。このような時期に、こういう方が会長になられることは意味のあることだと思います。
「手を貸そう」という言葉ですが、貸すという漢字の意味が返すことを前提とした意味合いがあるということで、不適切ではという声もあったようですが、さしのべるという意味だということでした。ターゲットについての説明を読み上げたいと思います。
「2003・2004年度、私たちを奉仕の道に導くために、私は全ロータリアンに“手を貸そう”と呼びかけます。単純なテーマではありますが、ロータリアン奉仕の真髄を雄弁に語るテーマだと思います。ロータリアンとして地域社会、世界に常日頃、手を貸しています。私たちは私たちのクラブの会員やまた海外にあっては地域社会の問題に取り組み、援助を求めているロータリアンに手を貸しています。この単純な仕草が、時として一人の人間の人生を変える要件の全てとなるのです。また、それとは違って、一本の手が多数の手となることになっていくのです。ロータリアンは互いに協力して、ポリオ撲滅、低価格住宅の供給、紛争の解決等、多くの苦しみを和らげたりということをしてきました。どこにあっても必要とあれば、助けてあげるというのがロータリアンの本性です。そこで2003・2004年度は、私はロータリアンの皆様に“手を貸そう”という機会を更に多く、自ら進んで探し出すよう、お願いしたいのです。」
というように説明されています。また、あなたのクラブに手を貸そう、あなたの天職で手を貸そう、あなたの地域社会に手を貸そう、そして最後に世界に手を貸そうというお話もありました。
次に、2630地区の次期ガバナーの伊達ガバナーもジョナサン会長のように、非常に哲学的な考え方をされる方で、従来と違ったロータリーになるのではと期待しております。伊達ガバナーの次期の方針としては、まず原点に戻ろうということ、次に理想のクラブを作ろう、そして最後に会長賞を設けましょうというものでした。
一つ目の原点に戻ろうということですが、これはおそらくロータリーが発足した原点ということだと思います。ロータリーの根源は仲良くしよう、助け合おうということが始まりであり、決してステータスを求めるためのものではなかったはずです。仲間が親しく、楽しく、苦しい時には救いあえる、うれしい時には一緒に喜びあえる、それが本来のあるべき姿なのです。それを忘れ、違ったものになりつつあるのではないでしょうか。ここにいるメンバーは全く平等のもとに入会し、だれが偉いわけでもありません。お互いに尊敬し合い、敬愛を持って接することが大切です。会員増強についても、本人に躊躇があっては、新会員を勧誘することはできません。友情に満ちた気持ちがあれば自ずと人も集まってくるはずです。これが原点に戻るということだと思います。
次に理想のクラブを作るということですが、理想のクラブというのは国際ロータリーから言われたり、地区から言われたりしてできるものではないと思います。エトスはエトス独自で作り上げいけばよいと思います。よく、ロータリークラブから出る水はみな同じということを言われますが、各クラブの蛇口から出る水は色も味も違ってもよいのではないでしょうか。その本管に社会奉仕という理念が流れているのであれば。例会も仲間と一緒に楽しく食事をしたいな、という気持ちで出来たらいいと思います。私たちが仲間によって救われることによって、他の人も救うことが出来るのです。ガバナーも、これからのクラブはよりフレキシブルに、有益に機能しなさいとおっしゃいました。
最後に会長賞についてですが、まず家族委員会を設けることです。これは親睦委員会の延長なのですが、メンバーが亡くなっても家族の方々と、なんらかの親睦を持ちたいということから生まれたものです。
また、青少年育成委員会の設置ということ。これは他のクラブでは既に行なっているところもあるようですが、小学校と手を組み、教育現場に出向いて我々の出来ることをしようというものです。教師からだけの教育ではなく、私たちも日本の将来のため、子ども達に教えられることがあるのではないでしょうか。
最後に双子クラブというものです。これは低開発国に対し、先進国のクラブが援助していくというものです。
以上のようなことを方針としてお話されました。 そして福井ガバナーから、次の会長に同じ苦労をさせないため、同じミスをしないように、引き継ぎをしっかりとして欲しいというお話がありました。
最後に、ジョナサン会長が引用されました詩を紹介して終わります。
「私がこの世を通るのは一度だけ、だから私にできるよいことは何でも、人や動物に見せる優しさは何でも、今させてほしい。もうこの道を通ることはないから。これを怠らせないでほしい。」以上です、ありがとうございました。
◇真鍋会長
篠田さん、ありがとうございました。お話を聞いていると、今期のテーマも次期のテーマも根源は同じところにあると思いました。次期頑張ってください。
それから金澤さん、10年間ご苦労さまでございました。富山でのご活躍をお祈りしております。

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岐阜エトスロータリークラブ
例会日 毎週月曜日 12:30〜13:30
例会場 岐阜グランドホテル TEL:058- 233-1111
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会長・真鍋貞典  会長エレクト・篠田伸実  副会長・高橋陽一  幹事・早瀬正英  会報委員長・田口利満