親愛なる東南ロ−タリ−の皆様へ 21世紀初頭2001〜2002年度、第27代の東南ロ−タリ-クラブの会長を担当するに当たり就任のご挨拶を申し上げます。
私どものクラブは、3年後に創立30周年を、また2005年にはロ−タリ−創立100周年を迎えます。歴史と実績を積み重ね、ロ−タリ−クラブは国際的な奉仕団体として確固たる地位
を確立しました。わがクラブも、多くの会員の奉仕の精神に基ずく活動により、クラブとしての評価を高めつつあります。
さて、私たちは21世紀に大いなる希望と夢を描いています。しかし、現実は慢性的な経済不況、複雑化する社会世情、少子高齢化による人口構成の変化など、バラ色の未来は当分望めそうもありません。このような環境の中で、日本のみならず全世界のロ−タリ−でクラブ会員の減少化が問題になっています。私達のクラブも例外でありません。今、一番必要なことは、新しい会員をクラブに迎えてクラブの活性化を図ることではないでしょうか。
私は平工副会長,榎本幹事及び執行部の皆さんと協力し、クラブのより円滑な運営に努める所存ですが,会員皆様のアイデアとアドバイスをお願いいたします。
さて、2001〜2002年度R.I.会長テ−マは「人類が私たちの仕事です」(MANKIND is our BUSINESS )です。 2001〜2002年度、R.I.会長のリチャ−ドD・キング氏は、会長テ−マを英国 19世紀の小説家チャ−ルズデイケンズの小説「クリスマスキャロル」より引用しました。詳細はこの小説をお読み頂きたいのですが、まったく冷酷で無慈悲なある事業家が自分の過去の人生を悔いて、その後の余生を人の為に奉仕し、幸せに満ちた人生を送ることになるというスト−リ−ですが、キング氏は、もっともっと多くの有能な人に奉仕の機会を、そしてロ−タリ−の仲間として迎えいれるよう要請しています。
私もこの小説を読み、今年度のテ−マ-「MANKIND is Our BUSINESS」 が壮大で人類愛に基ずくすばらしいテ−マであることに感動しました。
会員の皆様もぜひこの小説を読んで下さい。キング氏に同感する私は、もし余裕を持って人の為に少しでも尽くすことのできる人生が送れたら、また同じ志を持つ仲間とロ−タリ−のすばらしさを享受できたら幸せであると想いつつ、この1年、会長の責務を果
たしたいと思います。主役は会員皆様です。私は後押しをするだけです。
さあ会員の皆様、毎週例会場で笑顔でお会いしましょう。
東南ロ−タリ−・クラブ会長 野尻 擴
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