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WEEKLY REPORT 第852号 No.11 2011年10月3日
こころの中を見つめよう 博愛を広げるために Reach Within to Embrace Humanity

前例会の記録 本日のプログラム 次例会の予定
○9月17日(土) 第851回
○行事:ガバナー公式訪問・IM
於:岐阜都ホテル
(例会変更)
(担当 会長・幹事)
○10月3日(月) 第852回
○ソング:君が代・奉仕の理想
○行事:クラブフォーラム
(夜間例会)
(担当 新世代委員会)
○10月17日(月) 第853回
○行事:職場例会
(担当 職業奉仕委員会)

岐阜B分区7クラブ合同例会
歓迎の挨拶 (岐阜東南ロータリークラブ会長 水上徳次様)
 皆さん、こんにちは。
石井ガバナーをお迎えして、岐阜B分区7クラブ合同例会の開催のご案内を申し上げましたところ、特別出席者はじめ多数の会員のご出席を賜り、誠にありがとうございます。ホストクラブを代表いたしまして厚くお礼申し上げます。 午前11時からの会長幹事懇談会では、石井ガバナーよりロータリー活動について多岐にわたってのご指導をいただき、誠にありがとうございました。また、直前に開催されましたインターシティ・ミーティングでは、ロータリーカード100パーセント達成クラブ、岐阜中山道ロータリークラブ会長のお話を賜り、その後、作家窪島誠一郎さんの「無言館について」戦没画学生が語るもの、と題しての講演があり、命の尊さ、大切さを再認識させていただきました。 これより、石井ガバナー公式訪問7クラブ合同例会を開催させていただきます。石井ガバナーはロータリーの終局の目的は、「人間関係を改善することによってより良い社会を創り、平和な世界を築くために貢献することです」とおっしゃっています。 今日、こうして一年に一度、7クラブが集まる 大切な日です。石井ガバナーと共に奉仕の心を更に育みたいと思います。
 最後になりますが、本日の7クラブ合同例会が実りある会になることを願い、各クラブの益々の繁栄を心からお祈り申し上げ、歓迎の挨拶といたします。ありがとうございました。
来客紹介 出席報告
第2630地区ガバナー 石井惣司様
本日のホームクラブ
18/18 (100%)
先々週の補正出席率
13/18 (72.22%)
インターシティ・ミーティング
『ガバナー補佐挨拶』
 ガバナー補佐 末武憲a様(岐阜東南ロータリークラブ)

 皆さん、こんにちは。本日は2630地区岐阜B分区のインターシティ・ミーティングの開催にあたり石井ガバナーをはじめ、地区役員の皆様方、そして7クラブの会員様には、多数のご出席を賜りまして、誠にありがとうございます。厚く御礼を申し上げます。
 さて、前期のI.M.では、深川パストガバナーより、職業倫理の退廃を指摘され、それに対する考え方や行動の規範を具体的に教えていただきました。そして、どのように進めていくか、模索しているさなかの今年は、3月に東日本大震災により必然的にあらゆる角度から、日本中の人々が色々な問題に直面し、一人一人が考えさせられることが多い年となりました。そのような環境下での今期のR.I.のテーマは「こころの中を見つめよう 博愛を広げるために」です。ロータリーを越えて、今まさに必要なテーマだと思っている次第です。今日はそんな時に命の大切さにもふれて考えてほしいと思っております。どうか皆さんには、最後までよろしくお願いいたします。
 そして、本日は以上のような趣旨で一般公開の講演会といたしました。岐阜東ロータリークラブ様には、富田高校の皆さん20名程の登録をいただいております。一般の皆さんには、70名程の登録をいただきました。ご協力に感謝申し上げます。後ほど、来場されますのでご理解をいただきたいと思います。最後に、今日までの設営にあたり、山下実行委員長をはじめ、委員の皆さんには大変ご尽力を賜りありがとうございました。厚く御礼を申し上げます。簡単ではございますが、挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

『ガバナー挨拶』  ガバナー石井惣司様
 I.M.に引き続きご出席を下さいまして改めてお礼申し上げます。平素はロータリー活動にご尽力を賜りお礼申し上げます。 東日本大震災発生から半年ほどが経過しますが、第2520地区、第2530地区、第2820地区は依然復旧、復興の目途も立たず、特に第1原発事故が発生した第2530地区は緊迫した状況下にあり、一日も早い回復を心より願うと共に、物心両面にわたり支援をいたしたく思っております。  さて、私は1月にサンディエゴでの国際協議会に出席し、1月17日「入りて学び」で始まり、5日間の研修を受け、「出でて奉仕」するため、帰ってまいりました。毎日開催された全体会議では、R.I.会長テーマ発表をはじめ、11名のRI元会長をはじめ、関係者のそれぞれのテーマに基づく講演がありました。 カルヤン・バネルジーR.I.会長は、 テーマ「Reach Within to Embrace Humanity」 「こころの中を見つめよう 博愛を広げるために」 と発表され、講演されました。
 R.I.会長はグレン・キンロス元R.I.会長が始めた低コストのシェルター・プロジェクトについて話し出しました。このプロジェクトがきっかけとなり、インドの第3260地区ライプルのロータリークラブはシェルターを500軒建て、オーストラリアのロータリークラブと現地ロータリークラブ、そして財団のマッチング・グラントから資金が提供されました。ロータリークラブが新聞にシェルターの広告を出したところ多数の申込があり、抽選で利用者を選びました。その中の当選者の1人、アニサ・ベクンさんという女性は、ステージで当選した券を受け取り、去ろうとせず、ひとこと話をさせてほしいと申し出ました。自分と家族がライプルに引っ越してきて、仕事もなく大変貧しい厳しい生活をし、途方に暮れていた時、親切な人がこのシェルター・プロジェクトのことを教えてくれ、ここに来ることができた。そして、何千人もの前でこう言いました。「ロータリアンの皆さん、あなた方は私にして下さったことが、どんなことかお分かりですか。あなた方は私と子どもに新しい人生を下さったのです。本当に本当にありがとうございました。」彼女は人目もはばからず、泣き出しました。話を聞いていた私たちももらい泣きしてしまいました。しかし、その場に居合わせた誰もがあの涙を通じてロータリアンとなったことの真の意味を深く理解することができたのです。あの日以来、私は同じ人間である人々に希望と尊厳と自信をもたらすには、住むところを提供するのが一番だと信じるようになりました。住むところは家庭の始まるところであり、そして、あらゆる家族の中心を成しているのが母と子です。私たちの住む地域社会とは単なる個人の集まりではなく、家族と家庭によって築かれています。いい家庭があるからこそ、いい街ができ、いい地域社会ができ、そして、いい国となっていきます。ですから、私は第一の強調事項を「家族」としました。そして、第二の強調事項は「継続」です。私たちが一番得意として行なっていることを続けることです。安全な水の提供、識字率の向上、新世代を通じて明日のリーダーとなる青少年を育成する活動などです。ポリオ撲滅もあと一歩です。更なる力を注いでいかねばなりません。そして、財団の未来の夢の計画を支援していかねばなりません。発展によって繁栄があり、繁栄があってこそ平和につながります。私たちは小さなことでも心を込めてやれば素晴らしいことを達成できます。私たちはロータリーの奉仕活動を通じて理想を達成することを重んじています。倫理感、誠実さ、四つのテストを通じて親睦と友情を築き上げることができ、人間としての価値を見出すことができます。  そして、第三の強調事項を「変化」としました。改善できること、変えるべきこと、新しく始めるべきことに目を向けなければなりません。事実を勇気を持って見据え、変えるべきことを見定め、行動しなければなりません。私たちはロータリーを通じて世界を変えたいと望んでいます。ロータリアンになったのは、まさにこれに尽きると思います。マハトマ・ガンジーは言っています。「世界の変化を望むなら、あなた自身がその変化にならなければなりません」と。すべての行ないはまず自分自身の中に変化を起すことが必要です。ロータリアンの皆さん、自己を省みることにより、人々が皆同じ夢、希望、願望、問題を分かち合っていることを理解していただきたいのです。人に何かを与えようとするならば、まず自分自身に与えることです。なぜなら、自ら抱く望みを理解せずして、人々の望みを理解することはできないからです。即ち、何事を行なうにもすべては自分自身から始めることだと言われています。心が平和であるならば、家庭が平和になり、これを他の人々と分かち合うことができるということです。愛する人、大切な人と一緒にいることの喜びと満足を感じるように私たちは他人を大切にすることができます。世界中の明かりを集めても私たちの心の中にひそむ光には及びません。  最後にトルストイの「戦争と平和」の一節を紹介し、その中でロシア遠征でピンチを迎えたナポレオン軍の将校と友人の会話を例に挙げ、将校に向って友人は「勝利をもたらすのは武器だ」と言います。将校は「いや、勝利を決めるのは武器ではない」と反論します。将校は次のように答えます。「勝利を決めるのは僕やこの男の中にある気持ち、兵士一人ひとりの中にある気持ちだ」終わりになぜこの話で締めくくろうとしているかと申し上げますと、私は本日はお話の中でロータリアンとは、ロータリーとは、まさに皆さんの心の中の気持ち、他の人の心の中の気持ち、私の心の中にある気持ちこそ、ロータリーではないかということです。
 以上、カルヤン・バネルジー会長の講演を紹介いたしました。テーマも講演も人間の原点である「こころ」の問題、そして人としての在り方について、ロータリアンとしてどのような心を持って奉仕活動を行ない、社会へ貢献していくべきか、大変格調の高い講演であったと思います。このテーマに基づき、一年間活動をし「会長賞」「チェンジメーカー賞」へも挑戦していただきたく思います。そして地区活動を次のように掲げさせていただきました。
―ロータリーの未来を見据え―
地区活動目標

1. 会員増強・維持
・ 職業分類の点検と見直し
・ 女性会員を増加させ(会長賞)
・ 若手層の会員(45歳以下)を勧誘する(会長賞)
・ 入会3年未満の会員を対象としたロータリーについての研修
2. 青少年育成の強化
・ 健全育成への取り組み
・ 新RACの提唱
3. ロータリー財団への更なる支援
・ ポリオ撲滅への努力
全世界のロータリークラブがポリオ撲滅へ向け努力し、現在4ヶ国(パキスタン、インドナイジェリア、アフガニスタン)、1606症例まで減少しているが、撲滅宣言まで更なるワクチンの接種を必要としています。寄付にご協力を。
・ 未来の夢計画への取り組み
財団プログラムが新しい制度「未来の夢計画」に2013年7月1日から行こうするにあたり、この制度への理解と準備を。
4. 東日本大震災・台風被災地域への支援
・ ロータリアンとして
・ クラブとして
・ 地区として

 R.I.会長方針をしっかり受け止め、掲げました地区目標を達成すべく努力してまいります。どうか各クラブ、そして会員の皆さんには、よろしくご指導、ご支援下さいますようお願い申し上げます。  
2011-2012週報/年間行事予定
岐阜エトスロータリークラブ 2011〜2012年度
例会日 毎週月曜日 12:30〜13:30 (第一例会は月曜日19:00〜20:00)
例会場 岐阜グランドホテル TEL:058- 233-1111
〒502-8567 岐阜市長良648
事務局 〒500-8833 岐阜市神田町2丁目  岐阜商工会議所3F
TEL:058-264-9235  Email:info@ethos.jpn.org
会長/柳原英三  副会長/大野茂夫  幹事/尾藤英邦 会長エレクト/水野雄二
会報担当/見田村勝信・真鍋貞典・野々部良・水野雄二