WEEKLY REPORT
第481号  No.13  2002年10月7日
慈愛の種を描きましょう      "Sow the Seeds of Love"

本日のプログラム
次例会の予定
前例会の記録

○10月7日 (月)
12:30 第481回
○ソング:君が代、奉仕の理想
○行事:
クラブアッセンブリー
                (IM報告)
(担当  会長・幹事)

○10月21日 (月)
12:30 第482回
○ソング:我らの生業
○行事:職場例会 名古屋裁判所
(担当  職業奉仕)

○9月30日 (月)
12:30 第480回
○ソング:手に手つないで
○行事:内部卓話 (100万弗食事)
(担当  新世代交換)


会長挨拶    真鍋 貞典会長
皆様こんにちは。9月も今日で終わり、いよいよ秋本番の陽気になってきました。私の家の向こう隣の保育園では天気のいい日には、運動会で行う鼓笛隊の練習が真っ盛りで、大太鼓や小太鼓の音が子どもたちの元気な声とともに聞こえておりました。昨日、本番の運動会があり、孫の晴れ姿を見ようというおじいちゃん、おばあちゃんがいそいそと集まってみえました。
一つおめでたいお知らせがございます。去る9月16日に大野茂夫会員の御子息が結婚式を挙げられました。お招きをいただき、会からお祝いを持参し式に出席させていただきました。九州佐賀の方で、NHKの記者をなさっているそうで、大変優秀な将来楽しみな御子息で大野家は万歳といったところではないでしょうか。おめでとうございます。
さて、9月11日は皆様も新聞、テレビ等の報道でよくご存じの通り、アメリカにおいて同時多発テロがあって、まる1年になりました。報道内容を見ておりますと、アメリカ情報機関はかなりの所まで航空機によるテロの危機を情報として入手していましたが、CIA、FBI等のトップ及びブッシュ大統領とその側近は、その情報の重要性に気づいていなかったようです。もしかしたらあのテロは、完全とは言えぬとしても、ある程度未然に防げたのではないかということを言っていました。また、あの世界貿易センタービルが立っていた土地はグラウンドゼロと呼ばれて、すっかり残骸は整理されてしまっているが、人々の心の傷は未だ暗い影となって残っているとのことでした。未だに、飛行機が上空を飛ぶと一瞬不安がよぎるというインタビューが報じられておりました。また、ニューヨークの子どもに思い出の絵を描いてもらうと、黒い太陽と黒いツインタワービルを描くようで、その作品も写し出していました。今のアメリカは建国以来、自由と寛容を誇りとしてきたが、それを引き替えにテロ対策を厳しくして安全を選ばざるを得ぬ苦しさに立たされているようです。アフガンを攻撃しタリバンをたたいたもののオサマビンラディンは生死不明です。今度は悪の枢軸としてイラクのフセインをたたこうとしています。その一方で、武力を前面にだしていく政府に対して批判的な人々も多くいるようで、アメリカの国の大きさを改めて感じています。ロータリーとは直接関係のない話を長々としてしましましたが、「慈愛の種を播きましょう」という今期のテーマの重さを改めて考えさせられる思いがしました。
また、先日小泉首相が北朝鮮を日本人首相として初めて訪問して、国交回復のための交渉をしてきました。その際、問題となったのが25年間に及ぶ拉致に関する解決の対応です。拉致にあった家族の方々の記者会見等を見ていると我々の想像を越す苦しい思いが伝わりいたたまれない気持ちになりました。北朝鮮という国は私の理解の及ばぬいわゆる訳の判からぬ国であるという気持ちがしていましたが、冷静に考えればかつて日本が植民地として支配していた時期があり、その負い目もかさなって、ますます私は気が重くなりましたが、訳の判からぬ国だからこそ、日本が中心となって国際舞台に引っ張り出して少しは判かりやすい国になってもらう必要があることは間違いないことと思います。
昨日は日中国交回復30周年のイベント等もやっておりましたが、この1ヶ月は、日本を取り巻く国々との関係をいろいろと考えさせられる1ヶ月であったように思います。



臨時総会
「会報の電子化」
エトスロータリーのホームページを立ち上げ、そこに会報をアップしていく。
・印刷物及び経費、会報委員の労力の削減をしていきたい。
・ これからのIT時代に対応し、当クラブの情報発信の場とする。また様々なネットワークを活用していく。
・会報委員会の仕事としては、例会等の資料を整え、業者に渡すことと、作成後の校正チェック等を行うこと。
・10月は、その試験期間ということで行い、会員にアクセスしていただき意見してもらう。
※特別会計からの捻出等経費について会計より説明を行い、承認される。

来客紹介
保母勝寿様 (ボーイスカウト羽島1団団長)

出席報告    蓮田委員長
本日のホームクラブ 先々週の補正出席率

 21/37 56.75 % 

 33/37 89.19%

ニコBOX     塩谷委員長

真鍋貞典会長   
クラブ協議会、ガバナー公式訪問、会員の皆さんありがとうございました。
広江武典君
事務所を宇佐に移転しました。電話、FAXとも番号が変わりました。よろしくお願いします。
新住所:市節宇佐3丁目4−3 新TEL:058−276−2122 新FAX:058−268−7602。
大野茂夫君
息子の婚礼にはクラブと真鍋会長より大変なお心遣いをいただきありがとうございました。
大野茂夫君
広江先生、事務所のご移転おめでとうございます。お世話になりありがとうございます。
樫詰庄二君
8月中国雲南省を旅しました。その写真の3人展を中日新聞社の後援で10月10日〜15日、新岐阜デパートで行います。ご観賞ください。
柳原英三君
広江さん、新社屋完成おめでとうございます。
榎本光伸君
本日はボーイスカウト羽島1団の保母様、大変お忙しいところお越し頂き誠にありがとうございます。
田口利満君
杉江さんご無理を申し上げてすみません。ロータリーの友情に感謝!先日テレビが手に入りました。高橋さん、篠田さんパートナーありがとうございました。
日比正子君
ベルリンマラソンでの、高橋尚子さんの2連覇、感動しました。ゴールイン直後のさわやかな笑顔がとても印象的でした。
田村 豊君
後藤先生、10月3日お世話になります。広江先生、引っ越しおめでとうございます。
尾藤英邦君
お久しぶりです。保母さんようこそおいでくださいました。


外部卓話 新世代委員会 榎本委員長 

●榎本委員長挨拶
本日は、お忙しいところ、ボーイスカウト羽島1団団長の保母様にお越しいただきました。先ほどの会長のお話にもありましたが、アメリカの同時多発テロはじめ、世界中で様々な悲惨な出来事が起こっておりますし、また、日本でも大変な事件が多発し、子どもたちが巻き込まれておりますし、様々な影響を受けております。今日は、新世代の子どもたちについてお話が聞けるかと思います。保母様、どうぞよろしくお願いいたします。
●卓話 ボーイスカウト羽島1団団長 保母様

日頃は、わたしどもボーイスカウトにご賛同いただきまして、本当にありがとうございます。今日は、日頃の活動を通して私が感じております子どもの姿をお話したいと思います。
ボーイスカウトは、1907年イギリスに発足しました。自然の中で、自然と仲良く過ごし、共生していく中で多くのことを学び子どもたちが生きる力を育てていくことを目的に、組織的にイギリス全土に広められました。その後、イギリスで深い霧に迷ったアメリカ人がボーイスカウトの子どもに救われたという経験から、ボランティア精神とも重なってアメリカでも急速に広がり、そこから全世界に広がってゆきました。日本に伝わったのは大正の終わりでした。
ボーイスカウトには、3つの誓いと、8つの掟があります。例えば、誠実である 忠節を尽くす 礼儀正しくある 従順である 純血である・・・などという言葉で表現されています。今の子どもたちにそぐわなくなってきている部分も多少あるかと思います。また、同じ主旨でのガールスカウトもありますが、時代の変化に伴いボーイスカウトへの女の子の参加も認めるということに変わってまいりました。
私自身は、中学生でボーイスカウトに入りました。当時は進駐軍の払い下げの舶来のもので、服装がかっこいいというのが入った動機でした。入ってみますと、自然の中で身体を鍛えたりする活動もあり大変辛いこともありました。が、その反面本当にいろいろなことを学んだ貴重な場だったと思っております。
そんなボーイスカウトですが、近年、親が随分変わってきたことで、それはそのまま子どもにも現れてきており、子どもの姿も随分変わったという感じを受けます。ボーイスカウトのあらゆる活動は、様々なところで人格形成に役立っているのですが、最近は例えばハイキングに行こうとすると、子どもは「いやだ、自動車で行こうよ。」となりますし、荷物も自分で運ぼうという気もありません。食器などが無いときに作る擬似パンというものがあります。枝に練った小麦粉を巻き付けて焼いて食べるわけですが、以前ですと、子どもたちは本当に楽しんで体験していました。が、数年前あたりから、親がやらせないという子どもが出てきましたし、作って焼いている間は見ているだけで、できてから「ちょうだい」と言って持っていく子どもが多くなりました。子どもが参加したがらないのです。そうした事に対し厳しくしますと、すぐに辞めていってしまいます。現在団員が大変少なくなってきている現状もあって、なかなか厳しくすることも難しくなっています。 また、顕著な傾向としては、女の子は積極的に参加してくれますが、男の子は参加せず見ているだけということがいえると思います。
学校では、総合学習が入ってきていますし、ボランティア活動の義務付けなども進められているようです。私たちは、いろいろと意見を交わしているのですが、特にボランティアについては義務となって本当にボランティア精神が育まれるのだろうかと、疑問をもっております。
現在、団員数については大変大きな問題となっております。日本全国で80万人だったのが50万人を切り、県下でも8000人だったのが今年4月には4500人となりました。そういうこともあって、従来は小学校3年生からの参加としていましたが、今は年長さんからOKということにしております。それほど引き下げないと、団として活動する人数が集まらないわけです。是非、多くの子どもたちに参加してもらって、様々な体験から人格形成をしていってもらいたいと考えております。 また、団員と同時に後継者の問題も大きな課題です。子どもたちの変化と同じように、リーダーも変わってきておりまして、リーダーとして担ってくれる人が大変少なくなっております。これからの時代、ボーイスカウトの必要性を理解していただき、何とかこれからも充実した活動がしていけるよう願っております。エトスロータリー様には、いつも大変なご支援をいただき本当に心より感謝をしております。どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
※真鍋会長より助成金を贈呈


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岐阜エトスロータリークラブ
例会日 毎週月曜日 12:30〜13:30
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会長・真鍋貞典  会長エレクト・篠田伸実  副会長・高橋陽一  幹事・早瀬正英  会報委員長・田口利満